ペットに合わせて接し方を変える
ペットの代表的な動物といえば、犬や猫です。どちらもかわいいもので、癒やされることは間違いありませんが、両者とも性格に違いがあるので、ペットに合わせた接し方をしなくてはなりません。ここではペットと赤ちゃんとの共存の仕方をみていきましょう。
犬の場合は赤ちゃんも群れのメンバーであることを意識
犬は飼い主を「自分の群れのメンバー」と認識し、優位劣位を考えて生活しています。犬によっては、優劣順位を強く意識するときがあります。わが家に赤ちゃんを迎えたら、赤ちゃんは新しい群れのメンバーで、犬よりも上位に存在するということを、飼い主が態度で示すことが必要となります。また、小型犬などは、赤ちゃん返りを見せることがありますので、このようなときはしからずに同じようにかわいいがって接することが大切です。
猫は自分の居場所をきちんと確保してあげる
猫の場合は性格によります。赤ちゃんが大好きな猫もいれば、極端に嫌いなそぶりを見せる猫もいます。しかし、猫にとって重要なのは自分の居場所です。それが赤ちゃんに奪われないように配慮してあげなければなりません。猫は赤ちゃんに対して一方的に引っかくことはしません。スペースさえ与えておけば、共存は可能でしょう。
妊娠中に新しいペットを飼うのはNG
犬や猫などのペットと共存できるとはいうものの、妊娠中に新しいペットを迎えるのは辞めたほうがいいかもしれません。ペットとの信頼関係が構築されていないのに、赤ちゃんを迎えいれることは余分なトラブルを生んでしまいます。また、ペットが赤ちゃんに興味を持ってきた場合、強くしかるのはNGです。何もないのにペットから攻撃はしません。赤ちゃんに対して心を開こうとしているのに、親しくしてはダメという先入観を持たせてしまいます。
おわりに
いかがでしたか、ペットのしつけができていれば、赤ちゃんとの共存は難しいことではありません。確かに赤ちゃんを主役に時間が回るので、ペットに対する接し方は変わるかもしれません。しかし、赤ちゃんとペットが戯れることには、メリットもあります。赤ちゃんにもペットにも遊び相手ができるというのは大きなメリットです。これは大人では与えてあげることができないものなので大切に育んであげましょう。
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2歳と5歳の男の子を育児中の母です。わんぱくな男の子たちに日々振り回されています。
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