赤ちゃんの写真を見たくない人もいる
育児が忙しくなれば友人にも思うように会えなくなるものです。SNSに写真を公開して子どもの成長していく様子を記録していれば、その成長ぶりを温かく見守ってくれる友人もいてうれしいでしょう。しかし、他人の子どもはなるべく見たくないと感じる人は意外と多いものです。
赤ちゃんの成長記録は誰が見ても楽しい?
SNSでつながっている友人に子どもがいて同じ立場であれば、出産報告から始まり、子どもの成長記録の写真を見てもらえて、楽しくやり取りができるでしょう。親にとっても自分の子どもの記録ができて便利なものです。でも、子どもの成長記録ばかりが更新され続ける状態になっては、たとえ同じ立場であっても反応に困るのではないでしょうか。
ただの子ども自慢と思われることも
たとえお互いに子持ちの友人同士であっても、SNSを通じて子どものことばかりを知りたいわけではありません。赤ちゃんがいれば育児を中心とした生活になってしまうのは仕方ありませんが、毎回また子ども自慢か、と思われてしまうかもしれません。日記の代わりにSNSを利用していて、読む人にどう思われようが構わないという方は問題ないかもしれませんが、SNSをコミュニケーションツールとして利用している方は、読んだ人がどう思うかについても少し考えてみるといいかもしれません。
中には妊活中や闘病中でつらい人も
友人の中には独身の人、結婚していても子どもはいない人など、さまざまな立場の人がいることでしょう。知らされてはいなくても、必死で婚活や不妊治療を頑張っている人や、もう子どもを持つことを諦めている人、病に冒されて妊娠できない人などつらい立場の人がいるかもしれません。誰もが素直に赤ちゃんを祝福してくれる心境にあるわけではないという悲しい現実もあるのです。
おわりに
どうしても人にみせたくなる赤ちゃんの写真ですが、あまり浮かれすぎず、ネットに公開する前には危険につながる要素がないかをきちんとチェックしましょう。自分だけでなく友人や知人の個人情報が漏れないためのマナーを守ることも大切です。マナーを守った上でそれぞれの友人の立場も考慮に入れ、節度のある情報発信でコミュニケーションを楽しみましょう。
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仕事もしながら3歳の娘の育児を頑張る高齢ママです。
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