親子でのスキンシップ。家庭によってスキンシップの形はさまざまな形があるでしょう。親が子どもの唇にキスするのはありでしょうか?赤ちゃんのうちはいい、ほっぺたならOK!など、さまざまな価値観があります。キスは子どもへの愛情表現の一つですね。ただし客観的に見てありなのか?なしなのか?気になりますよね。今回は、親子でのキスについて、賛否や海外の事情などをご紹介します!
親子でキスはみんなしている?唇はあり?
子どもの柔らかなほっぺたや唇・・・かわいいわが子の顔を見て、ついキスをしたくなってしまうこと、ありませんか?子どもが赤ちゃんのうちは、一日に何度もチュッチュとキスをしてしまうママ・パパが少なくありません。しかし「さすがに唇はダメ?」「赤ちゃんじゃなくなったら控えた方がいい?」などなど、親子キスについてはさまざまな疑問があります。他人と比べることではありませんが、客観的に見てありか、なしか、気になりますよね。
たまGoo!のインスタストーリーでアンケートしたところ以下の結果に(2022年9月)
どこにキスしている?ほっぺた?唇?
わが子にキスする・しないは、もちろん人それぞれです。子どもが0歳~3歳ごろまでは親子でのキスも珍しくありません。キスする箇所はというと、「頰や額にしている」というママ・パパもいれば「唇にもしている」という声もあります。中には「唇は避けていたのに、ある日子どもの方から唇にキスしてきた」というケースも!
子ども向けのテレビやDVDでも親子で、頰や額にキスをするシーンが出てくることがあり、愛情表現の一つとして、ごく自然に行われています。
子どもの唇にキスはあり?虫歯のリスクは
子どもの唇にキスするか・しないかという問題で、虫歯のリスクを心配する声があります。キスを介してわが子に虫歯菌をうつしてしまうと、将来虫歯になってしまうのでは?と、心配ですよね。軽く唇に触れる程度のキスで親の唾液が子どもに接触しない場合は、虫歯のリスクはさほど心配にはならないと考えられています。キスをしなくても、親の使った箸やスプーンを子どもがなめたり、くしゃみをして唾液が飛んだりと、避けようがないシーンもあります。一緒に暮らしている以上、完全に予防するのは難しいため、毎日の歯磨きを徹底することが大切です。
母と息子・父と娘のキスはあり?
親子のキスも、同性と異性では別問題、と考える家庭もあるようです。ママの視点で、パパと娘がキスすることに違和感を覚えるケース。あるいはママと息子がキスを連発しているのを見ると、のけ者にされたと感じるパパもいます。
0歳~3歳ごろまでは「異性の親子でもキスする」という意見が目立ちます。ただし赤ちゃんの時点で「しない」という方針の家庭もあります。一概にはいえませんが、夫婦のいずれかが不快に思わないことが前提といえるでしょう。また子どもの年齢や意志もポイントとなります。
合わせて読みたい
親子キスは何歳まで?やめどきは人それぞれ
赤ちゃんのうちは当たり前のようにキスをしていた親子でも、子どもが成長するにつれて事情が変わっていきます。子どもからやめるケースと親の方からやめるケース、両方があるでしょう。また「いつの間にかしなくなっていた」という声が多いのも実情です。
2歳前後でキスを拒否する子もいる
大好きなわが子にキスしたい!という親の気持ちとは裏腹に、中には2歳前後で子どもの方からキスを嫌がるケースもあるようです。イヤイヤ期に突入するこの時期、幼いながら、ママ・パパからのキスも「嫌!」とハッキリ主張する子もいます。ママ・パパとしてはショックな出来事かもしれませんが、子どもがキスを嫌がるのは、自我が芽生えてきた表れとも考えられます。成長の証しと思って受け入れてあげましょう。
やめどきには個人差が!親は見守って
未就学児の時点でキスをしなくなる親子がいる一方で、3歳、4歳、5歳と、年齢を重ねても拒否せず、中には小学生でもキスしたがる子がいるそうです。それはそれで心配になってしまうかもしれませんね。しかし、子どもの成長には個人差があり、一概に何歳でキスをやめなければならない、とはいいにくいのです。
3~4歳を過ぎても子どもがキスをしたがる場合は、ママ・パパとの触れ合いを求めているのか、何か別に心配事があるのか観察してみましょう。子どもの言葉に耳を傾けることも大切です。
合わせて読みたい
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。