子どもと登山するときに持っていくべきもの
雨具や食料、救急用品など、普通の登山でも必要な持ち物はもちろんですが、子どもと一緒だからこそ、持っていったほうがよいものがあります。
チョコ、あめ、キャラメルを隠し持つ
疲れ果てた子どもは、しっかり噛んで食べる食事を面倒くさがって食べてくれない可能性もあります。しかし、疲れをとって足を動かすためには糖分の補給が必須です。チョコレートやあめ、キャラメルは噛まずに口に入れるだけで糖分が摂取できるため、大変便利です。ジュースでも糖分補給はできるのですが、重くて持ち歩くのが大変なのと、子どもが必要以上に飲みたがってトイレに行きたくなってしまう危険性もあります。チョコやあめなら隠して持っていくことができますので、糖分補給のために持つのにお勧めです。
携帯用トイレ、着替え
先にも述べましたが、子どもは大人ほど長い時間トイレを我慢できません。携帯用トイレは、登山に持っていくものを余分に購入し、事前に練習させておきましょう。これは災害時にも役立ちますので、ぜひ子どもに経験させておきましょう。
また、子どもが器用に携帯用トイレを使えるとも限りませんし、いつもと違う環境に戸惑って下着を汚してしまう可能性もあります。子どもの年齢が大きければ大きいほど、そのショックは大きなものになります。歩くモチベーションにもかかわってきますので、下着やズボンの替えだけは、リュックに詰めておきましょう。
どちらも、チャック付きポリ袋に二重に入れて持っていけば、汚れたものをリュックにしまってもにおいはあまり気になりません。
おんぶひも、抱っこひも
小さな子どもを連れて行くと、途中で歩いてくれなくなってしまうこともあります。登山中に抱っこやおんぶをするのは、手をふさいでしまって大変危険です。本格的な山登りなら、専用のキャリーがありますが、ハイキングなどに連れて行く場合は、子どもが歩いてくれなくなるかもしれないことを考えて、おんぶひもや抱っこひもを持っていくことをお勧めします。抱っこにもおんぶにも使えるスリングや、コンパクトになるタイプのおんぶひもなどがあると便利ですね。
キュット ミー!
スリングとしても有名なキュット ミー。肩パットなしでテールが長めのキュット ミーSimpleではおんぶをすることができます。コツをつかめば簡単におんぶすることができます。
napnapベビーキャリー「COMPACT」
ポーチのようにコンパクトにたためる抱っこひもです。たたむとB5サイズで重さは約420gなので、荷物が多くなりがちな登山のときでも便利です。もちろんおんぶも可能で、体重制限は約20㎏までOK。
おわりに
子どもと趣味を共有したい!と思う親御さんは多いはず。趣味を押し付けてしまっては子どもに反発されてしまいますし、子どもにも好きになってもらうためには、「楽しかった!」という第一印象を作ってあげることが一番です。これでもか!というくらい入念に準備をして、子どもに楽しんでもらえるように用意して、安全に楽しい登山に出掛けましょう。
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40代前半。15年間の義両親同居のモラハラ生活を経て離婚、現在は15歳の長男と10歳の次男と3人で暮らしています。子どもたちにはそれぞれ特徴のちがう発達障害があります。離婚後、保育士資格を取得し、いかに自立していくかを模索中です。
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