反抗期がない子どもは将来不安!?反抗期の必要性について

反抗期がない子どもの自立を促すには

子どもの自主性
反抗期がないように見える子どもは自立が難しいのでしょうか? そんなことはありません。子どもとの関わり方を見直すとともに、子どもに判断をまかせたり、自分の気持ちを表現させたりすることを心がけることで、子どもの自立を少しずつ促すことができます。

子どもの意見やタイミングを大切にする

子どもが何かをしようとするときに先回りしたり、子どもの行動を親が管理したりすることは控えましょう。子どもが自分で考え、行動する機会を奪ってしまいます。何かを選んだり、決めたりするときは子どもの意見に耳を傾けましょう。また、宿題をいつするのか、お風呂はいつ入るのかなどのタイミングも、子ども自身が判断するように促します。親としては思うように子どもが動いてくれず、歯がゆく思うこともあるでしょう。しかし、子どもが自分で考えて行動し、やり切る経験を一つずつ積み上げていくことが大切なのです。

子どもの考えを引き出す働きかけをする

「~しなさい」「~してはダメ」という言葉を頻繁に使っていると、子どもに親の考えを押し付ける傾向が強くなります。「私はこう思うけど、あなたはどう思っている?」と親の考えを提示しつつ、子どもの意見を引き出す働きかけを意識すると、子どもに自分で考えるよう促すことにつながります。自分で考える習慣をつけることは、自分自身を客観的に分析したり、ゴールを設定して目指したりする力につながります。親自身が子どもにどう接しているか振り返りながら、子どもの考えに耳を傾けてください。

おわりに

子どもが自立するうえで、反抗期は重要な時間です。「反抗期らしい兆候がない」となると、子どもがうまく大人になれるか不安になるでしょう。しかし、親自身が子どもとの関わり方をチェックしながら、子どもの自立を促す働きかけを意識すれば、必要以上に恐れることはありません。「いつか子どもは親の元を離れていくもの」という、当たり前の事実を心の中にとどめながら、子どもと接してください。

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