母親が子離れするための3つの方法
子離れできない母親を持つと子どもはストレスに感じてしまい、辛い毎日なってしまうことがあります。思春期にはそれが反抗の原因になってしまい、手のつけられないほど親子関係が修復できなくなってしまうこともあるかもしれません。
では母親が子離れするにはどうすればいいのでしょうか?おすすめの子離れの仕方を3つお伝えします。
子離れする方法1:生活を充実させる
子離れできない母親の多くは、子どもに執着しすぎて、1日中子どものことを考えている傾向にあります。そのため子どものいない時間を充実させることが大切です。友達との時間を大切にしてみたり、新しい趣味を見つけたり、習い事を始めてはいかがですか。
何か没頭できることを探しましょう。何かに集中することで、子どものことを考える時間が減り、親子で適度な距離感を作ることが出来るでしょう。
子離れする方法2:自立を心がける
子どもに依存している母親は、子離れ出来ていないことが多いです。子離れするためには、母親自身が精神的に自立することが大切だと言われています。
まずは一人で行動する時間を作ってみましょう。家族のことは忘れ、自分自身の買い物をしてみたり、近所をウォーキングしてみたりなど、好きなように行動してみてください。そのようなことを繰り返していくうちに他のことへ関心が移り、子どもへの依存や執着が和らぎます。
子離れする方法3:資格の勉強を始める
母親が子離れする方法としては、資格の勉強をすることもおすすめです。資格の種類は、仕事に活かせるものや自分の興味があるものなど、なんでも構いません。資格取得に向けて勉強することで、自分自身のスキルアップができることはもちろんですが、子離れに対しての"寂しさ"を軽減できます。また勉強で知識をつけることで、自信に繋がり、子どもや家族への依存心も徐々に薄らいでいくことでしょう。
おわりに
寂しい気持ちは分かりますが、子離れすることは子どもにとってもお母さんにとっても、とても大切なことです。上記の子離れする方法を参考に、良好な親子関係を築いてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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