意外な味方。それは台所の中性洗剤
シミ抜きということで頭に浮かぶのは、洗濯用洗剤でしょう。意外なことでおすすめなのは「台所用の中性洗剤」です。白が基調の普段着であれば、直接中性洗剤をかけるのが効果的。デリケートな衣類なら、洗剤を少し薄めてコットンなどでたたきながら様子を見ましょう。
コットンに色が移ったら、交換してください。汚れた場所で続けてたたくと、逆に汚れが付いてしまいますから注意が必要です。生地が薄く、汚れた場所も小さいなら綿棒を使ってもOK。汚れが広範囲だったり、しっかりシミが付いていたりするようなら、生地を傷めないように用心しながら、中性洗剤をかけた場所をもみほぐしてください。
シミが見えなくなったら、水でざっと洗剤を流してから、普通に洗濯をします。
洗濯や乾燥した後に、シミ抜きをするというやり方は、シミが取れにくくなります。シミ抜きをするなら、部分的でよいですから、まず洗濯前に行いましょう。
カレーは紫外線を有効活用してください
カレーに使われているスパイスはターメリック。カレーの黄色は、このターメリックの中にあるクルクミンの色なのです。クルクミンは水に溶けない油溶性の性質なので、なかなか洗濯では落ちません。カレーの汚れは、最後にこのクルクミンの黄色が残ってしまう場合が多いのです。
実はクルクミンは紫外線に弱く、日光に当たると色素成分が分解され、その後消滅してしまうようです。黄色いシミが残ったら、乾燥機で乾かすのではなく、日光に当ててシミ抜きをしてみてください。
シミ抜きにも裏技があって、早めに対処すればしっかり落ちる場合もあります。幼い子どもは、楽しくお食事するのが一番ですから「汚しても大丈夫」という気持ちで臨んでくださいね。ただし七五三など、どうしても汚してほしくない衣装のときは、着替えなどを持って行って、レストランで食事前に着替えてしまってもよいかも知れません。
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50代の音楽講師。AB型。42歳で高齢出産して、中学生の娘と夫、そして猫の三人+一匹暮らしです。妊活の時はOLもしていて、仕事と妊活の病院通いなどでの苦労経験有り。妊活も個人病院から大学病院など体験しました。出産を期に会社を辞めて、自宅で子育てをしながら仕事もできる現在の職業に転身。今は自宅教室の他、非常勤講師として中学校&高校でも音楽を教えています。
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