子どもが好きな食べ物の一つに、ミートソースやカレーライスがあります。何と言っても、とろとろしたソースやルーが魅力ですよね。でもこのソースは、子ども達が、こぼしたり跳ねたりさせて、気が付いたら洋服にシミを付けてしまう、食べこぼしの代表とも言えます。今回は大人にも対応できる人気メニューの「食べこぼしのシミ取り方法」をお知らせしましょう。
自宅で洗えるものかどうか、チェックします
食べこぼしのシミは、早めに対処するのが一番です。とは言っても、何でもいきなり洗濯できるものとは限りません。普段着のシャツやブラウスはもちろんですが、お洒落着のスーツやワンピースのシミ抜きは注意が必要なのです。自宅でできるシミ抜きのチェックポイントとは何でしょうか?
洗濯マークで最初に確認しましょう
はじめて洗うときは、洗濯マークという取り扱い絵表示を確認することが必要です。水洗いをすると、形が崩れたり、縮んだりする場合があります。ドライクリーニングしかできない衣類なのか、水洗いもできるのか、洋服の裏側に付いているタグを最初にチェックしてから、洗濯やシミ抜き方法を決めましょう。
色柄物は色落ちも有り!油断ができません
綿など子どもの肌に優しい素材の生地は、色落ちする場合があります。外国産のものは、されにその傾向が強い場合も多いですから、洗濯する前にチェックしてください。
方法としては
- 類を裏側にして、表から目立たない場所を探す
- 白いタオルに洗剤を含ませます。思ったよりもしっかりとぬらす
- 先ほど決めた目立たない場所を、ぬらしたタオルで軽くたたくのを20~30秒は続ける
- その後、白いタオルに色が付いていないかどうか確認する
少しでも色が移っていれば、色落ちする衣類なので自宅での洗濯は、危険ですから止めたほうがよいでしょう。
洗濯機で他の衣類と一緒に洗ってしまうと、その色落ちした染色が他の洗濯物に移ってしまいます。これはなかなか落ちません。2次被害の可能性もありますから、色落ちのチェックは重要なのです。
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強烈な汚れには、まず部分洗いです!
ミートソースやカレーは水と油の汚れなので、汚れの中でも強烈なもの言えます。水洗いできる素材であれば、急いで洗剤を使って部分洗いしてみましょう。ぬるま湯を使うと効果的です。それでも残ってしまった漂白剤を使いますが、注意点をご紹介します。
漂白剤にも種類があるのをご存じですか?
実は市販の漂白剤にも種類があります。大きく分けて「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」です。
塩素系漂白剤は、漂白力が強いので脱色となってしまう場合がありますから注意しましょう。
ウールやシルク、新品の衣類などにシミ抜きとして塩素系漂白剤を使うと、生地の蛍光剤や加工剤を取り除き、その場所だけ黄ばんでしまう場合があります。さらに繊維を傷めることも多いですから、たとえ白の衣服でも何度も繰り返し漂白剤を使うことは避けてください。
シミ抜きの衣類漂白なら酸素系漂白剤をおすすめします。
絶対混ぜては駄目!危険な塩素系漂白剤
「混ぜるな危険」など表示のある塩素系漂白剤。酸性のものと混ぜると、有毒ガスを発生するので危険なのです。そのガスを吸い込むと、命に係るときもあるので、絶対に止めましょう。
漂白剤や洗濯用洗剤には、たくさんの種類があります。最近はエコの観点から「詰め替え」が増えていますが、ついうっかり〔塩素系のボトルに酸性を入れると大変な結果となります〕から注意してください。
漂白剤だけではない!以外なシミ抜き方法
漂白剤はシミ抜きに有効ですが、ちょっとしたシミ抜きのために購入するのは大変ですよね。特に漂白剤は刺激が強いため幼い子どもがいる家庭では、取り扱いに注意が必要です。わざわざ買うこともなく、安心なシミ抜きの裏ワザもありますよ。
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50代の音楽講師。AB型。42歳で高齢出産して、中学生の娘と夫、そして猫の三人+一匹暮らしです。妊活の時はOLもしていて、仕事と妊活の病院通いなどでの苦労経験有り。妊活も個人病院から大学病院など体験しました。出産を期に会社を辞めて、自宅で子育てをしながら仕事もできる現在の職業に転身。今は自宅教室の他、非常勤講師として中学校&高校でも音楽を教えています。
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