離乳食が始まったら要注意! 乳児に食べさせてはいけない食材

要注意!誤えんの可能性がある食材

こんにゃく
赤ちゃんが舌と上顎(じょうがく)ですりつぶしにくい、またかみにくい食材は誤飲(食べ物が食道ではなく気管などに詰まってしまうこと)の可能性がありますので注意しましょう。特に0歳のうちは避けた方が安心な食材についてお伝えします。

こんにゃくやお餅、ゼリーなどツルンとした食材

これらの食材は意外とかみごたえがあり、あごの力の弱い赤ちゃんにはかみ切ることが難しい食材です。しかもつるつるとしているので喉の奥に滑り込みやすく窒息の可能性が高いです。0歳のうちに食べさせる必要はないといえるでしょう。こんにゃくゼリーの事故も後を絶ちません。危険なので0歳のうちはNGと覚えておきましょう。

豆類、ナッツ類、あめなどは丸のみ注意

枝豆やそら豆、大豆などは奥歯の生えていない赤ちゃんはかんで飲み込むことができないので丸のみしてしまいます。気管に入ってしまう危険もありますし、普通に飲み込んだとしても消化吸収が非常に難しいので胃腸に負担をかけます。食べさせる場合はペースト状にしてスープなどにするのがおすすめです。ナッツ類はアレルゲンとなることもあるので0歳児に与える必要はありません。あめを食べさせる親は少ないと思いますが、上のお子さんのおやつを謝って飲み込んでしまうことがありますので十分に注意してください。

ミニトマト、キャンディーチーズなどはカットしよう

ミニトマトやキャンディーチーズはつかみ食べをする赤ちゃんの定番食材ですが、丸のまま食べさせるのではなく、1/4以上細かくカットして出しましょう。大人にとっては柔らかく食べやすいと感じるかもしれませんが、口の中が小さい赤ちゃんにはかみ砕いて飲み込むのが大変な食材です。丸のみしたことによる誤えん事故の多い食材なので注意してくださいね。

おわりに

0歳児の離乳食は生食を避け、食材の大きさや硬さに注意して誤えんを防ぎましょう。アレルギーについては異常や不安があれば医師に相談しましょう。0歳の離乳食は注意点も多いですが、大変なのはほんの一時です。赤ちゃんの「おいしいな」と感じる気持ちを育てていきましょう。

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