おいしい母乳にするための解凍方法
さて、いよいよ解凍です。食品と同じように解凍すれば大丈夫というわけではありません。解凍の仕方を間違えてしまうと、母乳の飲み心地や温度、品質が変わってしまう恐れがあります。正しい解凍方法で、赤ちゃんにおいしい母乳を飲ませてあげましょうね。
母乳の解凍方法、やりがちな間違い!
いつものお料理と同じ感覚で解凍しようとするのは大間違いです。解凍と聞いて誰しもが思いつく電子レンジは、熱くなりすぎるので使用してはいけません。また、衛生面での問題がありますので、室温に長時間置いておいて自然解凍させるのもだめ。使用している母乳専用パックのパッケージなどに、正しい解凍方法と注意書きが書かれていると思いますので、しっかり読んでおきましょう。また、他の人に預ける際、解凍方法を説明しなくてはいけない場合は前もって自分でも試しておいた方が、わかりやすく説明できますよ。
正しい解凍方法は、預け先と共有を!
正しい解凍方法の代表例は、流水やぬるま湯で解凍したあと、哺乳瓶に移し替えて湯せんで適温にする方法です。保育園や病院などであれば、当然解凍方法も心得ていると思います。しかし親や夫などに預ける場合は、しっかりと伝えておくことが大事。前述したように、自分でも解凍を経験しておくと説明しやすいです。また可能であれば、目の前で実践してあげるとわかりやすいかもしれませんね。もちろん、解凍や授乳の際には手を消毒して、清潔な状態で行うことも伝えておきましょう。
おわりに
赤ちゃんと離れ離れになるのは心配と不安がつきまといます。しかし、冷凍した母乳を赤ちゃんが飲んでくれていると、預けていてもそばにいるようで少し安心できます。正しい冷凍、解凍方法をマスターして、赤ちゃんにおいしい母乳を飲んでもらいましょうね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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