母親と子が密着しすぎ?子どもの自立を妨げる母子カプセルの正体とは?

母子カプセルから抜け出すためには?

飛び立つママ
原因からみてみると、ほとんどのケースは、母親の出方次第で母子カプセルから抜け出すことができそうですね。初めはつらいかもしれませんが、子どもと母親自身の将来のために母子カプセルに入ったままにならないように気をつけていきましょう。

家庭以外の自分の世界を持とう!

まずは、母親自身の自分の世界を持つことが重要です。小さなことでもいいので、家庭のこと以外で何か好きなもの、興味のあることを見つけてみましょう。そうすることで、すべて子どもに向いていた注意が他のことにも向けることができるようになるでしょう。その分、子どもは束縛から解放されて自分で何かをしなければならなくなり、自立を促すことへつながるのです。

社会になじめるようにダメなものはダメと言おう

社会性をつけるためには父性の厳しさも必要ですが、母子カプセルに閉じこもっていると厳しさを与えることは困難です。その状態を打破するためにも、まずは、すべて子どものいいなりになるのではなくダメなものはダメと言えるように努力してみませんか。そして、一人で悩むのではなく、身近なママ友や子育て相談のような場所に相談してみましょう。外に目を向けて他の人の力も借りてくださいね。

子どもにもちゃんと人格があることを認めよう

子どもは自分の思い通りになると勘違いしてしまわないように、子どもにもちゃんと一人の人としての人格があることを認めて接していくことが大切になってきます。そして子どもの性格などをよく把握して、大きすぎる期待をしていないか等、よく考えてみましょう。子どもは自分と違うのだと認識できると接する態度もよい方向に変わっていくでしょう。

おわりに

何もできない赤ちゃんの時は、母子カプセルの中にいることは子どもにとって悪いことではなくよいことだと言われています。いつまでたってもわが子はかわいいものです。ですが、子どもは物ではありません。親と離れて自立をしていく必要があります。将来の母子両方のために、成長と共に子どもの自立を促し母親自身も自立して、よい親子の関係を築いていけるといいですね。

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