人見知りをする子どもに対する接し方
これまで紹介してきたのは、子どもが人見知りをしてしまう相手やその行動ですが、ではこれを一体どうやって克服していけばいいのでしょうか?次には、日ごろから少しずつできる少しのコツを教えますので、ぜひ一度試してみてくださいね。
子どもがマイナスに捉えるようなことは言わない
子どもがお母さんの後ろに隠れてしまったりうつむいてしまったりしても、「うちの子は人見知りなので」とは言わないようにしましょう。子どもはお母さんにそう言われてしまうと、人見知りをますます自覚してしまい、踏み出すことが怖くなってしまう可能性があります。「人に会ったらあいさつしようね」とその都度声かけしたり、大人同士で会話をしたりしつつ「〇〇もそう思うよね?」などお母さんを介して徐々に会話に参加できるようにしてあげると良いですよ。
人見知り泣きをすることも大切だと理解する
人見知り泣きをしている場合、子どもは泣くことでストレスを発散させているのです。そんな時は思い切り甘えさせ、同調してあげてください。お母さんが味方になってあげることで安心感を与えると、相手に対する恐怖心も少しずつ減ってくるかもしれません。人見知り泣きをしてしまったら、周りに気を遣って疲れてしまうことも多いですが、おおらかな気持ちで接してあげてください。
周りにも理解してもらい、協力を仰いでおく
いくら自分のおじいちゃんやおばあちゃんであっても、お母さんと無理やり離れ離れにさせられてしまうと、人見知りの子どもは嫌な思いを抱いてしまいます。そのため、子どもが自分から興味を持って近づいていくまではそっとしておいてもらうようにあらかじめ頼んでおくといいかもしれませんね。また、嫌な体験をしてしまった場所に関連した建物やその景色を見ただけで泣くのであれば、しばらく抱っこしたままにしておいて、子どもが自分から降りるというのを待ってみましょう。
おわりに
人見知りをするということはそれだけ特定の人に対して愛着を持っているともいえるかもしれません。つまり、お母さんもしくはお父さんに対して絶対的な信頼を寄せており、親と子の絆をしっかりと作ることができているのです。人見知りがひどい間は親としてもストレスを感じることも多いかもしれませんが、子どもがこれほど甘えてくれるのは今だけだと思ってみるのもいいかもしれませんね。数年後には人見知りだったことも忘れてしまうくらいになるはずですよ。
ピックアップ
わんことうさぎと共にわいわい暮らしている主婦です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。