新学期!子どもに伝授したい友達の作り方

友達の作り方
4月と言えば、新しい出会いの季節です。新入学・新学期を迎える子どもにとって期待はもちろん、不安も大きいと思いますし、それは親にとっても心配事のひとつなのではないでしょうか?
特に、「友達が出来るだろうか?」と本人だけではなく親も気にしているようで、我が子はクラスに馴染んで上手くやっていけるのか、心配に感じているようです。しかし、一緒に不安に思うだけではなく、どうしたら友達が出来るのか一緒に考えてあげたいですよね。ここでは、友達の作り方を親子で一緒に考えるときのポイントについてご紹介します。

友達が出来ない理由を子どもの気質別に考えてみよう

友達が集まる
友達が出来ない理由として、どんなことがあると思いますか?新しい環境に不安を感じているのはもちろんのこと、子どもの気質の問題もあるといわれています。

人の気質は、3歳までに7割が決まってしまうとされていますが、それには遺伝子や家庭環境など様々な要因が影響して、現在に至っています。つまり気質は簡単に変えることは出来ないにせよ、良い方向に導くことは出来ますし、友達作りにも活かすことが可能です。

いくつかの気質を例に、友達が出来ない理由と対処法について考えてみる

まるでジャイアン?「王様気質」の子ども

まずは、王様気質の子どもです。わがままで、勝気で怒りっぽく、年上までも負かしてしまうような子だと、友達が出来たとしてもそれは家来のようになってしまうことがあります。ドラえもんで言うと、ジャイアンだと思ってください。このタイプの子どもの行動はとても目立ち、嫌われる原因にもなってしまいがちです。これでは本当の意味で、友達を作ることは難しいでしょう。

しかしこのタイプの子どもの行動には、少なくとも何かしらの意味がありますので、同じ目線に立って一緒に考えてあげることが大切となります。

独創性が強く近寄りがたい「マイペース」な子ども

我が道を行くマイペースな子どもは、自分の世界に閉じこもりがちで、例えば一つの絵画を見るにしても、同じ年代の子どもとは違った見方をするという芸術家肌を持つタイプも多いものです。しかし独自の世界観を持つあまり、「何を考えているか分からない」「怖い」と思われ、同級生とは疎遠になってしまうこともあります。

このタイプの子どもは、何らかの優れた面を持っているのは確かですが、社会性が欠如していることが考えられます。友情をテーマにしたアニメや映画を見せるなどして、友達の必要性について教えてあげることも大切でしょう。

自分の首を締める「とても正直」な子ども

「正直な子どもは友達が出来るのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、「とても正直」というのも考えものです。例えば同級生の髪型がイマイチだった場合には率直な感想を告げたり、ある子と秘密の約束を交わしても、別の子に教えて欲しいと言われると、簡単に教えてしまうこともあるからです。このタイプの子どもは、素直で正直者なあまり、知らず知らずのうちに敵を作ってしまい、悪い噂を流されてしまうこともあるでしょう。

素直な感想だとしても、人を傷付けるようなことを言ってはいけない、約束事を破ってはいけないなどということは、これから生きていくためにも重要になってくるため、本人に気付いてもらう必要があります。ただし、このような「お世辞」や「約束事の厳守」というのは、年齢を重ねていくにつれて身に付くものでもありますので、失敗することもひとつの学びなのかもしれません。

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子どもが友達を作る方法を考えよう

学校の休み時間
さて、ここまでは気質という点から見てきましたが、友達を作るためには気質を把握するだけでは不十分だと言えます。なぜなら実際に友達を作るとなると、どのように行動していけば良いかを考える必要があるからです。

以下に、友達を作る方法をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

明るく元気な挨拶を心がけること

人の第一印象を決めるのは容姿であるといわれていますが、心地よい挨拶も、印象を決めるものだと言っても過言ではありません。友達を作ったり、新しいクラスに馴染むためには、明るい挨拶をすることで好印象を持たれるようになりますので、積極的に行ってみましょう。

ただここで注意したいのは、小さな声だったり、暗い挨拶だと逆に近寄りがたい印象になってしまうということです。緊張する瞬間ではありますが、元気な声ではきはきと挨拶することが、次の会話にも繋がる一歩ですよ。

自分がいる席の近くの人に話しかけてみよう

自分の席に近いクラスメイトというのは、最も話しかけやすい人物となってきます。次の授業の話をしたり、消しゴムを借りるなど些細なことでも良いので、積極的に話しかけてみましょう。話をすることで、人は徐々に親しみを感じられるようになり、自然と友達になっていくものです。

また近くの席の人と友達になると、その人の友達とも知り合えることがあります。こうして、芋づる式に交友の輪を広げていくことになれば、学校生活もより充実したものへと変わるでしょう。

共通の話題を見つけて盛り上がろう

好きなお笑い芸人やテレビ番組、最近では好きなユーチューバーなど、共通となる話題が必ずあるはずです。「類は友を呼ぶ」というように、自分と共通の話題があることで、親近感を覚える心理作用が働きます。相手との心の距離が縮まるきっかけになりますので、勇気を出して相手が興味を示しているものは何かをたずねてみると良いでしょう。
また使用している筆箱やバッグなどにつけているマスコットなどを見つけ、そのことについて話しかけてみるのもおすすめですよ

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