母乳のみでの育児をしているときに困るのが、外出時です。哺乳瓶での授乳と違い、どこででもできるわけではありませんよね。母乳育児中のママの場合は、外で授乳する際に困らないよう、事前の準備と必要なアイテムを携帯することが大切です。赤ちゃんがぐずってしまったとき、思いのほか外出が長くなってしまったときなど、慌てないようにしたいですね。
赤ちゃん連れでのお出掛け前にできる対策
赤ちゃんとのお出掛け前にいろいろと準備をすることで、授乳問題はほとんどの場合解決します。授乳場所の下調べはもちろん、出掛ける時間、着ていく洋服や持ち物の工夫で、外出中でも慌てることなく授乳時間を確保することができるでしょう。
授乳のタイミングで、お出掛け時間を決める
授乳間隔が安定している赤ちゃんであれば、赤ちゃんがどの時間におなかがすくのか大体わかります。短い時間の外出であれば、出掛ける直前に授乳をして、次の授乳時間までに帰るという方法もあります。しかし、長時間の外出で、絶対に途中で授乳タイムがある場合は、その時間には授乳ができる場所にいられるようにお出掛けの計画を立てましょう。
お出掛けするときは授乳しやすい洋服を選ぶ
授乳用の洋服や前開きのブラウスなど、授乳しやすい洋服でお出掛けしましょう。いつもとは違う環境で授乳することになるのですから、なるべくスムーズにできるようにしておくといいですね。また、授乳室があるから大丈夫だと思っていても、完全個室ではない場合も多いので、洋服をガバっと上げなくては授乳ができない状態だと、ママ同士とはいえ恥ずかしい思いをするかもしれません。
クッションがなくても授乳できるように練習する
毎回自宅で授乳クッションを使っていると、いざ外出先で授乳をするときに四苦八苦する羽目になるかもしれません。自宅でも、たまにクッション無しの授乳を練習しておきましょう。どうしてもうまくいかない場合は、バスタオルで代用することも考えておくといいですよ。また、マザーズバッグをクッション代わりにするママもいるようです。
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人目のあるところでの授乳はマナー違反です
当然ですが、人目のある場所での授乳はマナー違反ですし、そもそも恥ずかしいですよね。外出時の授乳は、いかに「場所」を見つけるかが最重要ポイントと言えます。現地で困らないように、授乳できる場所を事前に確認しておきましょう。
授乳室があるかどうか下調べをする
最近では、授乳室があるショッピングモールなどが増えてきました。お出掛け先に授乳室があるかどうかをインターネットなどで確認しておきましょう。もし、調べても出掛け先に授乳室が見当たらない場合は、食事の際に利用するお店を個室のところにしておくと、授乳ケープを使って授乳ができるので安心です。特に長時間の外出になりそうな場合、現地で右往左往しないように、前もって情報を仕入れておくことが重要です。
できれば、下見をしておくと安心
必ず行う必要はありませんが、授乳室の場所を下見することをおすすめします。授乳室の場所を前もって調べるだけではなく、実際に確認することで安心感が増すからです。また、待ち合わせの場合は、少し早めに到着して授乳室の場所を下見しておくと、スムーズに授乳ができるので同行者に迷惑が掛かりません。
車の中で授乳するときも、人目を気にして!
授乳室がない場合に、自分の車に戻って授乳するママも多いと思います。後部座席での授乳でも、四方を窓に囲まれているのですから、外からの視線に気をつけなければいけません。授乳中は、サンシェードやカーテンなどで目隠しをするようにしましょう。ない場合は、授乳ケープを利用などすると安心です。念には念を入れて、安心して授乳できるように工夫しましょう。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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