英検以外におすすめの英語資格試験は?
英語の能力を測る試験は英検だけではなく、他にもいろいろな種類があります。子どもによっては英検よりも楽しく取り組めるものもあるかもしれません。以下に、英検以外におすすめの英語資格試験を三つご紹介しましょう。
話す力が身に付くJAPEC児童英検
JAPEC児童英検は、スピーキングテストとリスニングテストを行い、コミュニケーション能力としての英語能力を測るものです。6級から1級までレベルがあり、6級では3〜7歳程度が平均的な年齢層のため、小学校低学年でも合格が狙えます。日本人は英語ができるものの、話すのは苦手で外国人とコミュニケーションが取れないという人も多いですから、小さいうちから英語でのコミュニケーション能力を高めるのはとても大事ですね。
TOEICテストのジュニア版JET
JETは英語試験の定番である、TOEICテストのジュニア版の試験です。小学校から受験できるコミュニケーション英語の能力を測るテストで、学校生活やキャンプなど子どもになじみのあるシーンを使って問題が出題されます。TOEICテストはスコアが出されますが、JETでは10級から1級までレベルが用意されており、スコアと合否が出されます。そのため、上を目指してコツコツと勉強を重ねることができます。
TOEFLのジュニア版TOEFL Primary
TOEFLも英語試験ではとても有名で、国際的に支持されている試験です。そのジュニア版がTOEFL Primaryと呼ばれるものです。レベルはA1未満からB1まであり、試験の結果はスコアとレベルの段階別評価が出されます。世界中で実施されているTOEFLだからこそ、世界中のカリキュラムをもとに設計されており、世界基準で自分の英語能力を測ることができます。小・中学生向けのテストなので、中学生になってからも受けられますよ。
おわりに
英検の受験には特に年齢制限はないので、いつからでも受けることができます。ただし、最低でも45分間集中しなければいけないので、一人でも受けられるようになってから受験させるのが望ましいでしょう。2020年から英語が教科化されるため、英検などの資格試験を生かしながら子どもの英語能力を伸ばしていければ良いですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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