どっちがいいの？紙おむつと布おむつの違いについて

この記事のもくじ - 項目をクリックで該当箇所へ

コスト面での比較
紙おむつと布おむつの選び方
おわりに

コスト面での比較

＜1日に使う紙おむつの目安枚数・費用＞

月齢・年齢	1日（枚）	1ヶ月（枚）	1枚の単価（円）	合計金額（円）
生後0～3ヶ月	12	360	19	20,520
生後3～6ヶ月	10	300	20	18,000
生後6ヶ月～1歳	8	240	22	31,680
1歳～2歳	6	180	32	69,120
2歳～3歳	4	120	36	51,840

新生児のうちはおしっこの回数も多く、おむつを替える回数が多いのが一つの傾向ですが、年齢があがるにつれて、おしっこの量が増えるため、おむつ替えの枚数が落ち着いていきます。

紙おむつの場合

紙おむつ1枚あたり、約20円前後としたとき、生後0～3カ月で1日あたり240円ほどがかかり、１カ月では7,200円ほどかかります。おむつのサイズが大きくなるにつれて、おむつの価格も20円前後から35円前後と高くなりますので、3歳までのおむつ外れまでにかかる費用は約200,000円前後になるでしょう。

布おむつの場合

布おむつを手作りする場合、布の金額におむつカバーの費用がかかります。市販されている布おむつを購入する場合、1枚あたり150円前後とします。

最初に50枚ほど用意しておきたいので、初期費用は布おむつだけで7,500円。おむつカバーは成長につれて使う枚数が異なるため、初期費用では必要最低限の枚数である2枚で換算すると1枚1,000円前後で2,000円となり、布おむつとおむつカバー合わせて10,000円前後がかかります。

さらに、おむつ外れまで布おむつを使用するとなると、ここにおむつカバーの枚数が増えますので、5,000円前後は加算されます。また、布おむつを洗う際に消費する水道代や電気代やガス代などの光熱費、洗剤代を合わせるとさらに費用はかかります。

以上のことから、布おむつの方が初期費用では高くなってしまいますが、総合でかかる費用では圧倒的に布おむつの方が安くおさえられることが分かります。

紙おむつと布おむつの選び方

ママの生活スタイルに合った方を選ぶ

布おむつも使用してみたい方は、布おむつと紙おむつの併用をおすすめします。時間に余裕があるときは布おむつを使用し、外出時などは紙おむつを使用するなど、使い分けることでどちらのメリット・デメリットもより具体的に実感できます。

赤ちゃんとスキンシップを増やしたいなら布おむつ

布おむつは交換回数が多いため、赤ちゃんとのスキンシップも自然と増えます。手間もその分かかりますが、おむつ替えを通して赤ちゃんと触れ合える時間が増え、育児もより一層楽しくなるのではないでしょうか。

おわりに

布おむつだからといっておむつかぶれは絶対ないとは言い切れませんし、紙おむつだからといっておむつ外れが遅くなるといったことも言い切れません。大事なことは、ママが赤ちゃんの様子や変化に気づけるがどうかです。どちらのおむつを選ぶかは、ご自身の生活スタイルや、赤ちゃんの肌に合ったものを選ぶようにしましょう。

ピックアップ