離乳食のおいしいく安全な解凍の仕方
食品を一度冷凍しても解凍の仕方によって、おいしさに違いが出てきます。また、食中毒を防ぐためにも、室温で解凍するのは避けましょう。ではおいしく安全に解凍するにはどうしたらよいのでしょうか。いくつかおさえておきたいポイントがあります。
解凍するときは室温で解凍はしないで!
食中毒予防の3原則、「つけない」、「増やさない」、「ころす」のうちの「増やさない」に該当します。室温での解凍は付着している、わずかな数の微生物でも、増殖し始めて食中毒の原因になってしまいます。解凍は《食べる直前に冷凍庫から出し、レンジや鍋に入れて一気に解凍する》ようにしましょう。冷凍した離乳食を常温の状態で外出時に持ち歩いたりするのは危険です。
冷凍した離乳食を解凍した後の加熱について
離乳食は量が通常の大人が食べる量よりも少ないため、加熱時にムラができやすいです。こまめに過熱状態をチェックして、乾燥のしすぎや全体に熱がいきわたっているかを注意してみてみましょう。また、調理中は吹きこぼれや焦げたりしないように目を離さないようにしてください。小さいサイズの鍋を使用するなど、レンジでも何回かに分けて少しずつ温めていくのもおすすめです。
残った離乳食、再冷凍してもいいの?
結論から述べますと、一度解凍した離乳食の再冷凍は絶対にやめましょう。特に箸をつけた食べ残しの食品には唾液などの細菌も混ざっています。よって、離乳食を冷凍するときは一食ずつの小分けにして使い切りにするのがおすすめです。さらに、再冷凍は箸をつけていないものでも、風味や食感が著しく低下しますので、再冷凍はできないと思ってください。
おわりに
離乳食を保存する際のポイントですが、いくつか大切なポイントがありましたね。
- 清潔な手で調理し、清潔な調理器具、保存容器を使用する
- 常温に放置したり、常温で解凍したりしない
- 再冷凍はしない
- 冷凍した離乳食は2週間以内に使い切る。少しでも不安なときは廃棄する
離乳食の冷凍保存は育児で忙しいママにとって、大きな味方です。ぜひ参考にしてください。
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ケーキづくりと旅行が大好きな母です。本業と執筆活動頑張っています!
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