ママの負担が減る?「泣いてもいいよステッカー」とは

進化する「泣いてもいいよステッカー」

ベビーカーを押すママ
反対意見も無視できない「泣いてもいいよステッカー」ですが、多くの支持のおかげでさらなる進化をとげています。電車やバス内へのベビーカー乗り入れが問題になったり、保育園の子どもの声を騒音と感じる人がいたり、「泣いてもいいよステッカー」は、社会にとってまだまだ必要なアイテムのようです。

キーホルダーやご当地限定ステッカーも

「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトがステッカーの次に打ち出したのは、お店用のポスターです。赤ちゃん歓迎、泣いてもいいよというお店が、店頭にポスターを貼り出しました。そして、ご当地言葉のステッカー、キーホルダー、缶バッジが次々に生まれています。ご当地言葉のステッカーは、全国14県が参加。中でも三重県は、他県にさきがけてこのプロジェクトに賛同し、三重県の各庁舎でステッカーを配布しています。手芸用品を扱う「ユザワヤ」でもステッカーを置いてある店舗がありますよ。知名度はまだまだですが、プロジェクトサイトの賛同者数は増え続けており、活動は続いています。

赤ちゃんが泣いても慌てないで!応援団は必ずいる

赤ちゃんが泣くのは、当たり前。まだ言葉を話せない赤ちゃんは、自分の欲求を泣くことでしか表現できません。ママたちは、「迷惑をかけてはいけない」と周囲に気を使うあまり、パニックになってしまうこともあるでしょう。シーンとした車内で身の置き所がなくなってしまうこともあるかもしれません。でも、大丈夫、声を出せないだけで、「泣いてもいいよ」と感じている応援団は必ずいます。まずは落ち着いて赤ちゃんをよく見てあげてください。どうしてもつらいときは、「すみません」と周囲の人に言ってみてください。必ず「大丈夫ですよ」と答えてくれる人がいます。

おわりに

「マタニティマーク」が徐々に浸透してきたように、「泣いてもいいよステッカー」も、徐々に世の中に広がってきています。2019年6月には、世田谷区がプロジェクトに賛同し、子育て世帯に優しい街づくりを推進中です。ママと赤ちゃん連れに厳しい目が向けられがちな昨今ですがとにかくママを応援してのびのび育児を楽しんでもらうために、「泣いてもいいよステッカー」は大切な存在。ママ以外の家族に、ぜひ使ってもらうようにしましょう!

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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