田舎の自然豊かな環境で、のびのびと子育てするのもとても魅力的ですし、便利な都会で子育てするのも良いですよね。子育てしているご家庭で、引っ越しを考えている方にとってはとても重要な問題だと思います。子育てに向いているのはどっちなの?田舎、都会それぞれの子育てのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
生活環境はどちらが良いのでしょうか?
子育てするのに、生活環境はとても気になりますよね。田舎でも都会でも、それぞれにメリット・デメリットがありますが、親の考え方でどのように子どもを育てて行きたいかという思いに合った方を選ぶことが大切です。
どんな公園が近くにありますか?
子どもたちが遊べる公園があるかどうかは気になるところです。田舎には自然がたくさんあり、緑がある環境で子育てができます。公園でなくても子どもたちが走り回れる空き地などがあり、子どもが小さいうちはこういう場所でのびのびと子育てできますね。一方、都会でも花や木を植えて緑を増やし、きれいに整備された公園はたくさんあります。子どもが少し大きくなると遊具だけでなく、スポーツができる施設のある公園も活用するようになるでしょう。
病院の数や大きさはどうでしょうか。
田舎では、大きな病院が近くにないため、遠くまで行かなければならないことや、行けても受診したい科がないことも多いようです。また病院までの距離があると通院も負担になってしまいますが、これらは子育てする上で重要なポイントになります。その点、都会ではたくさん病院があり、その中で自分に合った病院を探すこともできて便利です。
時間帯によって環境は変わります。
時間帯に応じて街の様子は変わります。田舎では店は早くに閉まってしまい、街灯もなく、通学路が暗くなってしまう道が多くあるのは田舎のデメリットです。また、都会に比べると学校への距離が遠くなったり、交通ルートが限定されたりして、往々にして通学時間が長くなってしまい、それだけ危険と隣り合わせの時間も増えます。その一方で都会では、夜になると歓楽街などの治安の悪さが目立つものの、付近のお店が遅くまで開いていると言うのは都会のメリットですね。どちらの場合も形は違えど危険は潜んでいるため、それぞれの環境に応じて安全なルートや方法を考える必要があります。
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経済的なメリット、デメリットは?
生活する上で大切なお金の話ですが、実際に田舎と都会ではどちらが得なのでしょうか。意外なことに、スーパーなどでは大量に商品を仕入れられる都会の方が安い場合もありますし、値段が決まっているものはどこで買っても価格は同じ程度です。その一方で、県民所得には差があるため都会の方が給料が高い傾向があります(その分物価にも差はありますが)。給料が安いというのは田舎のデメリットとなることがありますね。
住居にかかる費用はどれくらいなの?
家賃で比べてみると、部屋数にもよりますが、都会の相場は月に約7万円~約11万円です。一方、田舎では月に約3万円~5万円となり、場所によっては倍ほどの違いがあります。給与所得にも差があるので一概には言えませんが、田舎の方が家賃は安く経済的ですね。地価を考えると、一戸建ての場合も同じことが言えます。
都会は車を持たなくても生活できる。
都会は、交通の面でもとても便利です。電車もたくさんありますし、バスも何本も通っているので車を持たなくても公共交通機関で生活することができます。一方田舎では1時間に1本しか電車が走っていなかったり、自宅から駅やバス停までが遠くて徒歩では行けなかったりして車を保有していないと生活が不便な面があります。車を持っていると維持費がかかりますので不経済ですね。
助成金についても場所によって違いがある!
いろいろな助成金がありますが、各自治体で所得制限を設けている場合があります。例えば乳幼児の医療費が無料になる、子育て世帯にうれしい医療費助成の制度がありますが、これは自治体によって内容が異なります。自治体によって助成してもらえる年齢や、親の所得によって受けられるか否かも違ってくるのでかなり注意すべきポイントです。一般的に財政に余裕がある地域は、その分助成金も充実している傾向があります。
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2歳9ヵ月の男の子と、4ヶ月の女の子のママ。本業は音楽で、演奏活動や指導をしています。食事にこだわり子どもと一緒に料理やお菓子、パン作りを楽しみながら食育にも目を向けています。上の子が早産で小さく生まれたので、心配も多いですが毎日楽しく過ごしています。
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