味方を増やして不適切保育を明るみに
先生本人だけでなく、他の先生方、園長先生からの対応も納得がいかない場合は、他の保護者の方にも話を聞いてみましょう。
もしかすると、同じようなお子さまもいるかもしれませんし、現場にいた保護者もいるかもしれません。さまざまな意見を集めることが大切です。
保護者同士でお互いの子の様子を伝え合う
仲の良いママ友やクラスの役員さんなどに相談してみましょう。子どもの様子や園の対応など、これまでの経緯を話してみると、同じように園に不信感を抱いている保護者の方が見つかるかもしれません。
また、もし卒園生のお母さんと知り合いなら、その方にも先生の評判などを聞いてみてもいいかもしれません。
もし、おかしな点が多いと思う保護者が複数いるのなら、不適切保育が疑われます。役員会にも味方になってもらい、改めて園と話し合いの場を設けてみましょう。
話にならない場合は行政に訴えてみる
園との話し合いが平行線の場合は、行政の力を借りるのも手です。保育園は「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」のもと、運営されています。この第九条の二で、職員による子どもへの“心身に有害な影響を与える行為”を禁止しています。
明らかに子どもが園での出来事で心身に支障をきたしているのであれば、市区町村などで相談をしてみてはいかがでしょうか。
ただ、必ず力になってくれるとは限りません。どうしようもない場合は、仕事もあり大変ですが、転園も視野に入れて考える必要があります。
おわりに
一生懸命働いているお父さん、お母さんが仕事を安心して続けられるための保育園。信頼をして子どもを預けているのに、不適切保育が発覚するとショックですよね。その行為が先生個人で行われているのか、園全体の体制によるものかによっても対応の仕方が変わります。
入園前に、必ずその保育園の評判をリサーチしておきましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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