人気の留学先とかかる費用の目安
中学生も高校生や大学生と同様に、英語圏への留学が人気です。留学の目的や将来の目標に合っているか、希望する教育内容、さらにはその国の安全面や現地でのアクティビティ、費用など、さまざまな要素から留学先を見つけましょう。
北米やイギリスなどの英語圏が人気
英語力向上を目指す子も多く、やはり英語圏への留学が多いようです。
2022年の「Global Peace Index (世界平和度指数)」の上位にランクインしている英語圏の国、2位「ニュージーランド」、12位「カナダ」、27位「オーストラリア」などが人気の留学先。
その他、歴史あるボーディングスクールが多数ある「イギリス」やハワイも含む「アメリカ合衆国」も人気です。さらに、「フィジー」やフィリピンの「セブ島」は物価が安く、コスト面でのメリットも大きいため選ぶ人が増えています。
短期か長期か、私立か公立かで費用は異なる
費用は留学期間のほか、行先となる国、さらには学校が私立か公立かで異なります。
たとえば、イギリスのボーディングスクール(私立)へ1年間留学する場合で、授業料と寮費などで500万円前後は必要だとされています。
さらに、前述したガーディアン費や交通費、語学研修費、手続きに必要な諸経費、子どもに持たせるお小遣いなども考えなくてはいけません。
長期休暇中の1週間程度の短期留学であれば、10万円代のプランも豊富です。親子留学も、フィリピンなどであれば1週間20万円ほどで可能な場合も。たくさんの留学エージェントがあるので、気になる留学先やプランを見つけて、問い合わせてみてください。
おわりに
国内の学校より、やはり費用がかかる留学。しかし、中学生の間に外国の教育を受けられるのは魅力的といえるでしょう。子どもが親元を離れて海外で寮生活やホームステイをしながら学校へ通うのは心配ですが、たくましくなった姿と再会できるのも楽しみです。留学を実現するために、サマースクールへの参加など小学生時代からしっかりと準備をすることをおすすめします。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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