子どもをパパっこにして夫婦で子育てを!
「わが子は筋金入りのママっこ」というご家庭も、諦めるのはまだ早い!両親が接し方を工夫して、ママとパパ、両方を慕うように仕向けることが大切です。子どもをパパっこにするためには、パパが意識的に子どもと関わること、そして、ママのフォローが大切です。
パパの育児は「量より質」を重視!
「パパにもっと子どもと関わってほしい!」と思っても、就業時間を急に減らすのは難しいことです。パパが残業を減らす努力も必要ですが、まずは「量より質」を意識しましょう。
「ながら」育児ではなく子どもと向き合う時間を
スマホやテレビを見ながらの「ながら」育児は控えましょう。パパは子どもを「見ている」つもりでも、子どもにとっては「パパに無視されている」と感じているかも。
パパの得意分野をいかそう!
身体を動かすことが得意なパパは、公園の砂場や滑り台で子どもと遊ぶのもいいでしょう。また、手先が器用なパパは子どもに絵を描いてあげたり、折り紙を折ってあげたりするのも喜ばれそうです。
ママのフォローでパパのやる気アップ
子どもをパパっこにするためにはママのフォローが欠かせません。次の点を意識してみましょう。
感謝の気持ちを伝えてパパのモチベーションアップ
パパが子どもの世話をしてくれたら、感謝の気持ちを伝えましょう。育児の分担に不満を抱えているママの場合、抵抗感があるかもしれませんが、過剰にパパを持ち上げる必要はありません。相手がしてくれたことに対して、一言でもいいのでコメントしましょう。
子どもにパパの話をする
子どもがパパによい印象を持つためには、ママの日頃の言動が重要です。パパがいないときも「パパ、そろそろ帰ってくるかな?」「お休みの日はパパと何をしようか?」など、子どもの期待を高めるような声かけをしましょう。パパの悪口をいうのはNGですよ。
休日は家族の予定をいれてしまう
家にいるとパパも子どももテレビ三昧・・・そんなご家庭では、ママの予定管理が重要です。休日はママが家族の予定を決めておき、朝から外出してしまうのがおすすめ。家族みんなで料理するなど、自宅でできることをイベント化するのもよいでしょう。慣れてくれば、パパ一人で子どもの相手をできるようになるでしょう。
おわりに
ママっこのお子さんをお持ちのママは、うれしい反面、とき息抜きもしたいですよね。子どもは両親の接し方ひとつで、パパっこになるチャンスもあります。夫婦の育児分担は難しいかもしれませんが、協力し合って、信頼関係を深めていきましょう。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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