アタッチメント・ペアレンティングに取り組むコツ
アタッチメント・ペアレンティングは、『親子のふれ合いを大切にする育児』です。しかし、わかっていても忙しい毎日の中、取り組むのは難しいですよね。そんな方のために、アタッチメント・ペアレンティングに上手に取り組むコツをお話しします。
全てを実践する必要はない
アタッチメント・ペアレンティングとは、極端に言うと四六時中子どもと触れ合う育児、と解釈されますが、そこまでやるのは難しい、と感じる方も多いのではないでしょうか?真剣に取り組みすぎて、ママのストレスになるのは返って逆効果になります。
従ってまずは、すべてを実践する必要はない、マイペースでできる事からやっていけばよい、という心構えを持っておく事が大切です。
心の余裕は赤ちゃんにも伝わります。暖かい気持ちで赤ちゃんと接するためにも、無理をしない事を大事に取り組みましょう。
メリハリをつける
具体的にうまく取り組むコツとしては、メリハリをつけてやる事です。つまり、やる時はやる、諦める時はちゃんと諦めましょう。具体的には、時間を決めて実践するとうまくいきやすいです。
- 10時~11時半は一緒に遊ぶ
- 13時からは一緒にお昼寝する
- お昼寝から起きたら30分子どもと遊ぶ
- 夕方は1人で遊んでもらい、夕ご飯を作る
- お風呂はパパと入ってもらい、その間は休憩する
このようにある程度、実践する事を決めておくと心に余裕が生まれます。お互いの理解が進むのが、アタッチメント・ペアレンティングの効果。双方負担がないように、メリハリをつけて取り組んであげましょう。
簡単にできる事から始める
アタッチメント・ペアレンティングの具体的な行動としては、以下のような例があります。
- スリングで常に密着して行動する
- 寝る時は添い寝する
- 枕詞をつけて名前を呼ぶ
(例:ママ大好きなAちゃん) - 一緒に歌を歌う
- くすぐり遊びをする
- 指文字で遊ぶ
(身体に指で好き等の言葉を書く) - お話しをたくさんする
- 母乳で育児する
色々ありますが、できる事から始めていけばよいのです。もちろん、自然に実践している事も多いと思います。ママと子の信頼関係を高めていく事が目的なので、無理せず自分のペースでうまく取り入れて、育児に活かしていきましょう。
おわりに
赤ちゃんの成長に最も大切なのは『母親の愛情』とよく言われますが、アタッチメント・ペアレンティングは、それを具体的に行動に落とし込んだ育児論です。全てを実践するには、現代社会では難しい一面もありますが、母子、家族の絆を深める手法は、今もなお注目され続けています。アタッチメント・ペアレンティングについて、たくさんご紹介しましたが、特に大事な事は以下の2つです。
- ママが無理せず幸せな気持ちでいること
- 赤ちゃんとスキンシップする機会を増やすこと
アタッチメント・ペアレンティングを実践し、『赤ちゃんとふれ合う数』を意識的に増やす事で、お互いが直感的に理解できるようになっていきます。
辛い育児を少しでも楽にするため、大切な赤ちゃんとよりよい関係を築くため、あなたもアタッチメント・ペアレンティングを取り入れてみてはいかがでしょうか?
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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こどもが生まれてから幼児教育や知育にハマり、毎日2人の娘と知育を楽しむ主婦です。本業もこなしながらライティングやWebサイト運営もしています。子育て・仕事・こどもの教育・自分時間を大切にしたライフスタイルに憧れ、隙間時間に時間の使い方やライフワークバランスについて勉強中です。
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