オルタナティブスクールのメリットとデメリット
ご家庭での教育方針や子どもの個性と合致すれば理想的とも思えるオルタナティブスクールですが、もちろんメリットがあれば、デメリットもあります。オルタナティブ教育を取り入れる場合は、メリットもデメリットも考慮しておくと良いでしょう。
メリットは子どもがのびのびとできること
最大のメリットは、子どもの個性に合わせた教育ができるということです。前述した通り、一言でオルタナティブ教育と言っても、教育理念や方法はさまざまです。その中から、子どもに合ったオルタナティブスクールを選び出すことで、その子が持って生まれた個性をのびのびと伸ばしてくれることが期待できます。また、子どもたち主体の学校運営をしているところもあり、自立心が育ちやすい環境であることもメリットです。
デメリットは後々の進学問題など
オルタナティブスクールの多くは、無認可の学校です。そのため、毎日オルタナティブスクールに通っていても、本来通うはずの地元の学校に通っていないため、欠席扱いになります。また、多くのオルタナティブスクールが中学校までで修了してしまうため、高校、大学と進学したい場合は、そのための勉強をしなくてはいけません。オルタナティブスクールに通いながら、通常の学校に通う子どもたちと同じ内容の勉強もこなさなくてはいけないので大変です。また、認可されているオルタナティブスクールもありますが、私立学校となるため、費用が高額になることもデメリットとなります。
おわりに
子どもたちに主体性や個性が大切と言われる時代に、理想的とも思えるオルタナティブ教育。しかし、実際にオルタナティブ教育を用いた教育をするには、進学や費用などの問題も多くあります。子どもの将来を考え、さまざまな教育方法を吟味していきたいものですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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