赤ちゃんの夜泣きは、終わりがみえないトンネルのようなもので、心身ともにへとへとになります。赤ちゃんが夜泣きをしたとき、妻は夫にも対応してほしいのです。夫の対応によっては、夫婦の間に深い溝を作ってしまうかもしれません。
今回は、赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫はどう対応したらいいのかお話しします。
赤ちゃんが夜泣きをしたときの夫の対応パターン
赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫がとる対応パターンはいくつかあります。性格や考え方だけでなく、夫の職業によっては対応が限られることもあるのです。まずは、夜泣きをしたときの夫の代表的な対応パターンを紹介します。
妻に「早くなんとかしろ」と怒る夫
怒る対応は、「子育ては妻のやること」と決めつけている夫のパターンです。赤ちゃんは、泣くことで気持ちを伝えます。夜泣きをしているということは、赤ちゃんがなにかを訴えている状態です。それなのに「早くなんとかしろ」と一方的に言う夫は、赤ちゃんだけでなく妻の言葉にも耳を傾けない夫かもしれません。
「夜泣きは担当じゃない」と寝たふりする夫
昼間は赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたりしても、夜はしっかりと「寝たふり」をする夫もいます。夫の職業によっては、睡眠時間を削れないこともあるでしょう。夫に「寝たふり」をされると、妻はイラッとしますが、事情によってはやむを得ないパターンかもしれません。「寝たふり」をしながら様子をうかがい、場合によっては対応することもあるようです。
とにかくすぐに起きて対応する夫
女性は出産すると、赤ちゃんが泣けばすぐに目を覚ますようになるといわれています。しかし、男性は子どもができたからといって体の仕組みが変わることはないのです。それでも、夫の中には、赤ちゃんが夜泣きをするとすぐに起きて対応できる人がいます。妻よりも先に布団から出ておむつを替えたり、ミルクを作ったりするのです。このパターンの夫は、赤ちゃんのためだけではなく、妻を休ませるために飛び起きている本当の愛妻家かもしれません。
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夫が夜泣きに全く対応してくれないと妻はどうなる?
妻によっては、夫に休んでもらうために、あえて夫婦別室にすることもあるようです。しかし多くの妻は、子育ては夫婦一緒にすることであり、夜泣きだって一緒に乗り越えてほしいと思っています。そんな妻の気持ちを一切無視して、全く夫が夜泣きに対応しなかった場合、妻はどう変わっていくのでしょうか?ここからは、知らないと恐ろしいことになるかもしれない妻の本音を紹介します。
心身ともに疲れてやつれてしまう
赤ちゃんが夜泣きをするころは、まだ昼も手がかかるときです。妻は、家事と育児で心身ともにギリギリのところで頑張っているでしょう。その上、夜泣きの対応も一人ですべてやるとなれば、自分の見た目や身だしなみを気にしている余裕はありません。髪はボサボサになり、家の中は汚れていきます。慢性的な睡眠不足になってしまい、夫のことを考える余裕もなくなるでしょう。
夫の非協力的な態度に孤独を感じる
出産後の妻は、一日の大半を赤ちゃんと二人きりの時間を過ごしています。昼間は、赤ちゃんを守れる大人は自分一人のため、気持ちを張っているのです。夜は「夜泣きをしても、夫がいてくれる」と思っています。しかし、夫が全く対応してくれないとなれば、妻は子育てに孤独を感じるでしょう。電気が消えた部屋の中で、ゴールのみえない夜泣きに一人で対応することは、とても孤独なことです。
「あのとき助けてくれなかった」とずっと思う
子育て中の恨みは、ずっと尾を引きます。特に夜泣きは、子育ての中でも一位二位を争うつらいことです。夜泣きの対応に困っているときに、夫が隣でグーグー寝ている姿を妻はずっと先まで忘れないでしょう。そして、ことあるごとに「あのとき助けてくれなかった」「起きてもくれなかった」と思い出すのです。赤ちゃんが夜泣きをしているとき、夫がなにもしない時間は、妻が夫から冷めていく時間なのかもしれません。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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