「年子」とは、1人のお母さんから年が続けて生まれた兄弟姉妹のことです。上の子どもが生まれた月に無関係であり、下の子どもが翌年いっぱい、つまり12月31日までに生まれた場合は年子ということになります。また、上の子どもが早生まれで下の子どもが翌年に生まれた場合は、学年は続いていませんが年子です。年子の子どもを持つと、育児が大変とよく言いますが、今回は年子のメリット、デメリットも合わせて考えていきたいと思います。
年子の育児のメリットってなに?
年子と聞くと、一番に思い浮かぶのは、双子と同じくらい大変そう・・・ということかもしれません。確かにお母さんは大変なことも多いですが、長い目で見ると実は、楽できる部分も多いと言われています。そんな年子の育児についてのメリットをまとめてみました。
育児の期間を短くすることができる
年子の子どもを育てる大きな特徴は、育児期間が短くなることです。育児の期間が短いと早く育児を終わらせることができるため、若いうちからお母さん自身が色々な新しいことにチャレンジできます。子どもの年齢差があればあるほど、育児にかかる期間は長くなってしまい、どうしても子ども中心の生活なので自分の時間がなかなか持てないですね。
2人で色々なものを共有することができる
下の子どもが遊べるような年頃になると、上の子どもとの年齢が近いので一緒に遊ぶことができます。一緒にお絵かきをしたり、同じおもちゃで遊んだりすることだってできますね。また、年子の場合ベビー用品や服も、色柄さえ気にしなければ問題なく使いまわすことも可能です。出費がかさむ用品類を一緒の時期に共用できるのはとても魅力的ですよね。
保育園や学校でも色々とお得になる
2人の子どもを保育園や幼稚園を同じ所にする場合、色々と補助を受けることができたり保育園や幼稚園の費用がきょうだい割引・半額になったりすることがあるので、入園前に園や市役所に聞いておいて調べておきましょう。また、入園式や入学式、参観日、懇談、運動会などといった学校行事への参加も、年子の場合だと一度で済ませることができますし、重なることもありません。
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年子の育児のデメリットってなに?
年子の子どもを育てることに対してメリットがあることは何となく分かったけれど、やっぱりなんだかんだで大変なんでしょう、と思われる人もたくさんいると思います。次に、年子の子どもを育てるデメリットもまとめました。
妊娠中でもなかなか休むことができない
下の子どもを妊娠した場合でも上の子どももまだ小さく、とても手がかかるときですよね。特につわりなどが辛くてゆっくり休みたいと思ったとしても、育児に休みはありませんよね。そんなときこそ、お父さんや実家など、周囲の助けてくれる人にはどんどん頼りましょう。また、一時保育を利用してひとりの時間をたまに持つなどといった時間の使い方も大切です。
大変なことが重なってしまうことが多い
年子の子どもの場合、上の子どももまだ小さく、お手伝いを頼むことがなかなかできないため、お母さんが1人であたふたしてしまうこともあります。特に寝かしつけるときや食事のときなど、大変さが1人と比べて2倍になってしまいますね。さらに外出時は2人共に気を配る必要があるため、外を出歩くだけでもどっと疲れてしまうかもしれません。
経済的に大変になるかもしれない
おもちゃや服はある程度共用できますが、赤ちゃんの頃のミルクやオムツ代、さらには大きくなっていくにつれて必要になってくる教育費など、年子の育児の場合、お金が必要になることが続けてあるので、経済的に大変です。従って、年子の育児はお金が一気にかかるときがあるということを事前に予測し、普段から節約を意識して余裕をもって貯金しておくことが大切になってきますね。
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わんことうさぎと共にわいわい暮らしている主婦です。
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