赤ちゃんを大人用ベッドで寝かせるときの注意点
やむを得ず、赤ちゃんを大人用ベッドで寝かせるときもあるでしょう。例えば、赤ちゃんを添い寝で寝かしつけるときなどは、大人用ベッドを使いたくなりますよね。では、赤ちゃんを大人用ベッドで寝かせるときはどのようなことに注意すべきなのでしょうか?
赤ちゃんを大人用ベッド内で一人にしない
赤ちゃんを大人用ベッドで寝かせるときは、常に大人が近くにいるように心がけてください。転落事故を防ぐためには、大人用ベッドで赤ちゃんを一人で寝かせないことが大切です。例えば、電話がかかってきたとしても、親は大人用ベッドから離れないようにしてくださいね。赤ちゃんをベビーベッドに移動させるなどしてから、電話を取りに行くようにしましょう。また添い寝で寝かしつけをしている最中、ママが本気で寝てしまっても目が行き届かず危険です。
寝かしつけたらベビーベッドに移動させる
大人用ベッドで寝かしつけた赤ちゃんと、一緒に寝たがる親もいるものですが、赤ちゃんを大人用ベッドで寝かしつけたら、ベビーベッドに移動させましょう。そのまま大人用ベッドで一緒に寝て、赤ちゃんが親の下敷きになってしまったら大変です。また、大人用シーツなどが赤ちゃんを圧迫して、呼吸困難になってしまう恐れもあります。だからこそ、赤ちゃんを寝かしつけたら、ベビーベッドに移動させることが大切です。
圧迫の原因になるような障害物に気をつける
大人用ベッドには、赤ちゃんにとって圧迫の原因になるものが、たくさんあります。例えば、大人用シーツ・枕・掛け布団などは、赤ちゃんを圧迫するかもしれません。もしも、口の付近を圧迫してしまったら、大変ですよね。赤ちゃんを大人用ベッドで寝かすときは、このような圧迫の原因になるものに気をつけ、可能な限り取り除いておくことが重要になります。
おわりに
大人用ベッドから転落してしまう赤ちゃんは、とても多いものです。そのため、赤ちゃんを寝かせるときは、ベビーベッドを使うようにしましょう。また、ベビーベッドを使うにしても柵を上げるなど、十分な転落防止対策をしてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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