赤ちゃんのまねっこでママ・パパが注意したい点
赤ちゃんの成長に大切…といわれると「うちの子はいつまねし始めるの?」「まだまねしない」と、気になるかもしれません。赤ちゃんのまねっこを一番そばで見守るママとパパに、ぜひ心掛けていただきたい点が二つあります。
まねする時期・程度には個人差が
まねに限らず発達全般にいえることですが、赤ちゃんの成長には個人差があります。1歳を過ぎてから模倣・発語・歩行と、複数のことが一辺に始まるケースもあります。赤ちゃんがまねをしなくても、決して焦らず見守ってあげましょう。筆者の個人的な感想でいえば、まねっこはハマる子はハマる。ツボにハマる子は何度でもやってくれるけれど、さほどでもない子だってたくさんいます。もし他の面でも発達・発育が気になる場合はかかりつけの小児科医や自治体の保健師・保育士に相談してみてくださいね。
赤ちゃんがまねしないときどうすればいい?
赤ちゃんがまねをしなくても決して焦る必要はありませんが、ママ・パパが身ぶり手ぶりで語り掛けることは大切です。ボディーランゲージやスキンシップを積極的に取りいれましょう。身体を使った遊びをしたり、手遊びを見せてあげたりするのもおすすめです。まねを「覚えさせる」ためにやるのではなく、親子のコミュニケーションとして行ってくださいね。バイバイ・パチパチ、身ぶり手ぶりで親子の楽しい時間を増やしていきましょう!
おわりに
赤ちゃんのまね、模倣行為は目立たないものなら生後1カ月前後から開始します。生後半年~9カ月になると「バイバイ・パチパチ」といった身ぶり手ぶりを覚える子もいるでしょう。しかし、個人差があり、全ての子がこの時期にまねっこを始めるわけではありません。まねっこをしてもしなくても赤ちゃんの個性と考えて、温かく見守ってあげてくださいね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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