赤ちゃんや子どもに合った枕の選び方
吐き戻しの防止や頭の形を整えるために赤ちゃんのときから枕を使うことがあることをご紹介しましたが、新生児から使える枕であっても使い始めるのはもう少し月齢があがってからでも問題ありません。赤ちゃんや子どもの成長に合った枕の選び方についてみていきましょう。
赤ちゃんの枕、選び方のポイントは?
新生児のときにはあえて枕を使う必要はありません。頭の下に敷いてあげるのであれば、肌触りがよく汗をよく吸い取るタオルで代用するのがおすすめです。厚地でふわふわしたタオルは肌触りがよく気持ちがよいですが、顔にかかって窒息などの事故につながるおそれもあるため、新生児の枕としては適切ではありません。薄手で小さめのタオルを三つ折り〜四つ折りくらいにして頭の下に敷き、汗をかいたりして汚れたらこまめに取りかえてあげるようにしましょう。吐き戻し防止枕やドーナツ枕などのベビー枕を使う場合には、新生児から使えるものもありますが、赤ちゃんの首がすわる生後3カ月ごろから使うのがおすすめです。高さが低めのものを選び、使うときには赤ちゃんの首が圧迫されていないか確かめるようにしましょう。
使い始めは、高さが1cm前後の低い枕を
大人と同じように頭や首を支える枕は、3歳から小学生くらいから使い始めるのがよいでしょう。高すぎる枕ではかえって首を痛めてしまうおそれがあるので、1cm前後の低めの枕を選び、成長に合わせて調整していくのがおすすめです。体に合った枕がない場合には、バスタオルを折って適度な高さにしたものを枕に代用することもできます。ベビー枕も子ども用の枕も、清潔を保つために枕本体やカバーを洗えるもの、肌触りが優しく刺激が少ない素材のものを選ぶようにしましょう。
おわりに
快適な眠りを助けてくれる枕。姿勢を支えるために必要になるのは幼稚園〜小学生のころからですが、向き癖の改善など赤ちゃんのときにも役立ちます。成長や目的に合った、子どもが快適に眠れる枕を選んでいきましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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