赤ちゃんと電車に乗るときのコツとは
赤ちゃんと一緒に電車に乗るときは、気をつけたいポイントがいくつかあります。ベビーカーがホームと電車の間に挟まらないよう注意して、赤ちゃんが快適な環境で電車移動できるよう、ちょっとしたコツを覚えておくことが大切です。
4.危険が多い!電車で気をつけたいこと
ホームや電車の中など、特に赤ちゃんに気を配りたい以下のようなポイントがあります。
- バランスを崩して転倒することもあるのでベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターを使わない
- ホームでは特にベビーカーから目を離さない、ベビーカーか線路に落ちてしまわないように注意する
- ホームや電車内では、こまめにベビーカーのストッパーをかける癖をつけておく
- ホームと電車の間に隙間や段差があるときは、乗り降りに気をつける
- ベビーカーが電車のドアに挟まらないよう注意する
5.乗車前はおむつ交換などをしておくと安心
赤ちゃんと移動するときは、ぐずったりする原因をなるべく取り除いておきたいもの。特に身動きが取りづらい電車では、事前準備が大切です。乗車前は授乳、おむつ交換をして、赤ちゃんが寒くないか暑くないかの気温管理などをしたうえで、快適な環境にしてあげると◎。これらは少し時間がかかるものですので、乗車前は余裕を持った時間管理も、赤ちゃんとの乗車のコツです。また、赤ちゃんが眠たくなるタイミングにあわせて、乗車するという方法もあります。
6.すぐにおもちゃが出せるようにスタンバイ
どれだけ乗車前に赤ちゃんに快適な環境を作っても、赤ちゃんが泣き出すことがあります。泣き出したらあやさなければなりませんが、そこは電車内。自宅とは違い、手持ちのおもちゃなどを使う必要があります。そのため、普段赤ちゃんがぐずったときに効果的なおもちゃや、おしゃぶりなどをすぐ出せるようにスタンバイしておくと安心。スマートフォンの動画などで泣きやむようならば、スマートフォンもすぐ使えるようにしておくことも大切ですね。
おわりに
赤ちゃんが電車に乗るときは、できる限り安全に快適に移動できるよう、乗車前に授乳やおむつ交換を済ませておく、時間に余裕を持って行動する、事前に騒音に慣れておくなどさまざまな配慮や準備が必要です。赤ちゃんと電車に乗る前に不安や疑問点を解消しておくと、より一層安全で安心な電車移動ができることでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。