こんなに疲れてどうすればいい?「ママ見て!」への対処法3つ
子どもが話しかけてきて、きちんと反応しなければ、と思いつつも正直シンドイ。そんなママ達におすすめの対処法をご紹介します。絵に描いたような理想的な受け答えができなくてもOK。お子さんの気持ちを損ねず、自分も無理をしない方法を実践していきましょう。
対処法(1)まずは「見る」でOK
「ママ見て!」への基本的なリアクションは、単に「見る」が肝心です。毎回「すご~い!」と大きくリアクションしていると、疲れてしまいます。あるいは、「はいはい、すごいね~」と棒読みで視線を向けないのでは、お子さんの「見て見て!」はエスカレートしてしまうかも。返す言葉以前に、視線と体を子どもの方に向けることが最初のポイントです。しっかり見て、ただ「見たよ」と伝えるだけで満足するケースもあります。
対処法(2)同調と質問
何かリアクションを返すなら、まずは子どもの言葉や気持ちに同調するのが基本です。ここで大切なのは、その瞬間は気持ちを受け止めてあげること。”きちんと見ているよ”と表情や声のトーンで伝えましょう。「できた!」と言われたら「できたんだね。」とオウム返しでも大丈夫。
さらに「どうして、これを作ろうと思ったの?」などの質問も有効です。子どもが言い足りないことを言わせてあげたうえで、「次は何を作るのかな?」と聞けば自然に次の遊びにうつってくれるかもしれません。
対処法(3)環境設定が重要
日頃の過ごし方に目を向けてみるのも良いですね。家の中で用事をする際は、見通しがいい場所で作業するのがおすすめ。家具の配置や動線を確認し、できればママが忙しい時も、親子がお互い視界に入る場所で過ごせると良いですね。それこそシンドイ!という人もいるかもしれませんが、常に気配を感じることで、何回かに一回は視線をそちらに向けて一言かけるだけでも満足する、という場合があります。ママの姿が見えずに不安、その結果の「見て見て!」も減らせるでしょう。それだけで全てが解決するわけではありませんが、試してみる価値アリですよ。
また、あまりに「ママ見て!」がひどい時期は積極的に外遊びをとりいれて。周囲の物に興味を向かせつつ、ママも外の空気を吸ってリフレッシュしてはいかがでしょうか。
おわりに
小さな子どもは寝ても覚めても「ママ見て見て!」。ママだって人間ですから、時には「うるさいなぁ」と感じてしまう事もあるでしょう。子どもが見て見てとせがむのは、認めてほしい心理や、ママに反応してほしいといった気持ちによるもので、多くのお子さんに見られる行動です。
”きちんとした返答をしなきゃ”と気負わなくても大丈夫です。ただ見てあげたり、何気ない一言だってお子さんは満足するでしょう。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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