同性の家族が一緒に入浴できないときは?
ママは普段の疲れを癒したり、子どもと楽しい思い出をつくりに行きたいですよね。頑張っているからこそ、温泉で元気を取り戻すのは効果的だと言えます。しかし同性の家族がおらず子どもと一緒に入浴できないとき、どのようにしたらよいでしょうか?
家族風呂や風呂付き客室がある温泉を選ぶ
6歳以上の娘や息子とパパ、ママが温泉にはいりたいときは、家族風呂がある温泉宿を選ぶようにするとよいでしょう。そうすればパパと娘、ママと息子、または家族全員で温泉を楽しめます。また露天風呂がついているお部屋も他人の目を気にせず子どもと温泉にはいれるのでおすすめです。ただし料金が高くなることは覚悟しておいてください。
普段から身体の洗い方を教えておく
子どもを一人で入浴させたくない理由として、「子どもがまったく身体を洗えてない状態で上がってくるから」というママもいますよね。入浴のしかたは、自然と覚えるものだと洗ってあげてばかりいると、ひとりでお風呂に入ることができにくくなります。
さらにそれでは別々に入浴しなくてはいけない年齢になったときも、洗えていないクセは直っていないかもしれません。子どもも、いつかは一人で入浴しなくてはいけない年齢になるので、頭や身体の洗い方を毎日のお風呂でしっかりと教えてあげてくださいね。
公衆浴場のマナーを守らせる
公衆浴場で最も困るのは、騒いで走り回ったり、タオルをもったまま浴槽にはいったりとマナーを守れていないときです。「親はどうしたんだ」といわれたり、子どもがキツく注意されることもあるでしょう。
また浴場内で走り回ると大ケガをするおそれもあります。浴場内は走らない、騒がない、備品で遊ばないことは最低限、守らせなくてはいけません。
子どもの身を守るため、周りに迷惑をかけないため、浴場の利用マナーをちゃんと覚えさせることが大切です。またお風呂のマナーを書いた防水仕様のメモを渡したり、浴場内の注意書きを読むようにさせることも有効ですよ。
おわりに
男の子と一緒に女湯に入浴できる年齢は、小学校に上がる前ぐらいまでが一般的です。ただ小学校低学年であっても一人で入浴させるのはこわいですよね。たかがお風呂といっても何があるかわかりません。変な人にじろじろみられたり、触られたりすることもあり得ますので、子ども一人での入浴はやめておきましょう。
またいつかは子どもも一人でお風呂デビューをするときが来ます。毎日のお風呂で身体の洗い方を教えたり、入浴マナーを覚えさせてあげてください。子どもが楽しく入浴できれば、ママも安心して疲れを癒せることでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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