コロナ禍で欠席連絡の方法を変更した学校も
他人との接触が多くなる連絡帳での欠席連絡。このコロナ禍の中、その方法を見直した学校もあったようです。電話やFAX、メールフォームなどのほか、欠席連絡だけではなく、体温や体調もいっしょに連絡できるアプリなども登場しています。
電話やメールでの連絡をOKに!
時間制限をして電話連絡を可能にする、FAXを利用可能するなど、連絡帳以外の方法でも欠席連絡ができるようになった学校も多いようです。やはり忙しい先生の負担になってしまうかもしれませんが、電話やFAXであれば、すでにある機器で対応でき、IT系の知識もいらないので取り入れやすかったのかもしれません。
また、フォームやメール連絡を取り入れられた学校もあり、難しいと言われていた職員室のデジタル化も少しずつ進歩しているようです。
アプリなどのシステムを使った連絡方法も
私立の小学校では、従来は電話での欠席連絡でした。
最近ではデジタル化が進み、スマホのアプリから欠席連絡ができるようになった学校もあります。アプリからは出欠や欠席理由のほか、体温や体調などもいっしょに連絡が可能。毎日計った体温はグラフ化され、管理ができます。
また、体調が悪い場合はアプリから病院の検索や医者への相談もできるなど、このコロナ禍ならではのサービスが充実しています。このようなアプリを使用すれば、先生方への業務の妨げにならず、すべてデータとして蓄積されるので管理もしやすいですよね。
おわりに
近所づきあいが密であった時代ならお互いに快く協力し合えた連絡帳での欠席連絡も、今では苦痛を感じる保護者も少なくありません。また、朝の貴重な時間を欠席連絡のために使うのも負担です。保護者が使いやすく、先生の手間もとらないような欠席連絡のために、さらに職員室のデジタル化が進むのを待たなければいけないようです。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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