英語習得は子どもの頃の方がスムーズに進むといわれています。日本にも英語を学ぶことができるスクールはあります。しかし、英語圏の国で直接学ばせたいと思っている親御さんも多いことでしょう。子どもを1人で留学に出すのは不安ですが、親も一緒に行くことができるなら安心ですよね。ここでは、親子留学についてご紹介します。
親子留学とは一体どういうもの?
一昔前の親子留学は、親が海外の大学などに通うために、子どもも連れて行くというスタイルが主流だったといわれています。しかし、昨今の親子留学は親だけではなく、親子で一緒に学び、英語や海外文化に触れあうものがほとんどです。
親子留学についてのメリットを知ろう
親子で留学すると、お互いに英語学習をすることができるということが大きなメリットといます。最近では、小学生から英語が必須科目になったこともあり、幼児期からの英語学習に興味がある方も多いのではないでしょうか。生きた英語を習得でき、また、海外でのさまざまな貴重な体験を親子で一緒に経験できるという点も親子留学の特長です。
親子留学についてのデメリットもある?
上述したメリット以外にも親子留学には多くの良い点があるといます。しかし、メリットばかりではありません。例えばコスト面です。親子留学には比較的短期間のコースもありますが、やはり海外に行かなくてはならないため、少なからず1人数十万円のお金がかかってしまいます。また、しっかりとしたエージェントを選ぶことも重要です。
親子留学をしたい目標をしっかりと持つこと
親子留学は、あくまでも勉強や文化体験などを目的とするものだといます。そのため、ただの海外旅行のように余暇が中心だという考えで過ごすと、有意義な時間を持つことができないかもしれません。親子留学をする前には、現地で何を習得したいのか、どのように過ごしたいのかという明確な目標を持ち、旅立つことが重要です。
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親子留学の準備のいろはを理解しよう
親子留学に行くと決めたら、まずは、期間はどのぐらいにするのか、費用はどの程度かかるのか、どこの国に行きたいのかなどをじっくりとリサーチすることが必要となります。リサーチ時から親子留学は始まっているといます。後悔のない親子留学をめざしましょう。
どのぐらいの期間、親子留学をするか
子どもの学校や親の仕事の関係もあるので、あらかじめ留学の期間を決めておくことは大切です。留学期間が長ければ長いほどそれだけ英語習得や現地体験を数多くできますが、重要なのは留学の質だといます。期間やコストの制約上、短期間のプログラムを選択せざるを得ない場合は、目的や希望の優先順位づけを必ず行うようにしましょう。
出せる費用のラインを決めておく
親子留学はたとえ期間が短くても、国外に行くわけですから国内旅行よりも費用がかかる場合が多いといます。また、現地での滞在費や生活費、語学学習費用なども必要です。更に、親子留学を個人手配にするかツアー型プランを選ぶかでも費用が変わってきます。例えば、フィリピンのセブ島に親子留学すると、滞在費も含め、親子で1週間約20万円などのコースがあります。
英語圏のどの国に行くかを決める
英語圏の国は、世界に数多くあります。アジア圏ならフィリピンやマレーシア、シンガポール、オセアニアだとオーストラリア、ニュージーランドなどがあります。北米ならカナダ、ヨーロッパならイギリスなどがあげられます。留学前におのおのの国の特徴を調べ、より希望にマッチする国に行くことがおすすめです。また、憧れだけではなく日本との時差がどのぐらいあるかということやどのような環境で英語を学ぶことができるかも、選択時のポイントとすると良いでしょう。また現地の物価や治安なども重要になってきます。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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