今年の夏休みに海外旅行にいかれるご家庭も多いかと思います。今や国内と変わらずお手軽にいける海外旅行ですが、やはり日本から離れて過ごすのですから、しっかり保険には加入して、安心して楽しみたいですよね。今回はクレジットカードに付帯している保険で子どもも大丈夫なのか、そのメリットやデメリットや、費用の安いおすすめの海外旅行保険を一緒にご紹介します。
クレジットカード保険のメリット
海外旅行に出掛ける際に子どもの旅行保険に加入した方がよいのか悩む人もいるかもしれませんが、子どもにもしっかり保険は加入させて旅行に出掛けてください。ここではクレジットカードに付帯している保険のメリットを紹介します。
クレジットカード付帯なので無料!
子どもを保険に加入させる必要ってあるの?と思われるかもしれませんが、実は子どもにこそ必要なのです。大人が体調を崩した場合は薬でなんとか済ますこともできますが、まだ免疫力の弱い赤ちゃんや子どもの場合はちょっとした症状だったとしても、お医者さんに診てもらう方が安心できます。カード保険の一番のメリットは何といっても、無料で保険が付いているというところです。海外旅行にいくたびに保険料金を支払わなくてよいのは魅力的ですよね。三菱UFJニコスのクレジットカードMUFGのうち、ゴールドプレステージという種類のカード契約ですと、カードの年会費はかかりますが、家族会員でない配偶者や子どもも無料で海外旅行保険の被保険者となることができます。
手続きだっていちいちしなくてよい
お手持ちのクレジットカードに海外旅行傷害保険の家族特約が付帯している場合は、わざわざ保険に加入する面倒な手続きがなく、何もしなくてもすでに保険に加入している状態となっています。子連れの海外旅行ともなると、事前にいろいろな用意でバタバタしてしまいがちです。そんな場合、海外旅行に出掛けるたびに保険加入の手続きをしなくてよいのは助かりますね。例えば、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスはカードの年会費が1万円かかりますが、保有しているだけで、家族みんなの海外旅行保険に無料で対応してくれます。
キャッシュレスサービスにも対応している
キャッシュレスサービスとは、自分が加入している保険会社の提携病院にいった場合にキャッシュレスで治療を受けられるサービスのことです。この場合、いったん自分で医療費を支払い、後から保険金を請求してお金を返してもらう、といった手間を省くことができます。返金してもらう保険の場合、手続きがいろいろと面倒だったり、審査や書類の不備のせいで治療費が戻ってこなかったり、ということも起こりえます。
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クレジットカード保険のデメリット
ここまでは、クレジットカードに付帯する海外旅行保険のメリットについて紹介しました。これを読んで、じゃあすぐにクレジットカードに加入しよう!と考える方もいらっしゃるかもしれません。その前にデメリットも存在することもしっかり頭に入れておくことが大切です。
全てのクレジットカードが適応しているわけではない
一番注意したいことですが、基本的にクレジットカードを持つ本会員もしくは家族会員カードを持つ同居家族にのみ、付帯の海外旅行保険が適応されます。つまり、カードを持つことができない18歳未満の子どもは、カード付帯の海外旅行保険には加入できないことになっています。しかし、全てのカードが対象外というわけではありませんので、クレジットカード加入時にしっかり確認することが必要です。
旅費の支払い自体をそのカードで払う必要がある
全てのクレジットカードではありませんが、一部のクレジットカード会社では、付帯している海外旅行傷害保険を受けるために航空券やホテル代、交通費や空港をそのクレジットカードで支払わないといけないことがあります。別のクレジットカードで支払った方が、ポイントがたまるのに・・・と少々悔しいおもいをする場合があるかもしれませんね。
付帯する補償額などが満足なものではないことがある
ヨーロッパなどの医療費が高額な国では、盲腸の手術だったとしても数百万円の費用がかかってしまいます。ですので、疾病治療費は最低でも補償額数百万円は欲しいところですが、無料の付帯保険であるため、あまり補償額が手厚くないことも多いのです。また、万が一病気が原因で死亡した場合に支払われる疾病死亡保険が付帯していないなど、条件付きの保険となっていることもあるため注意が必要です。
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わんことうさぎと共にわいわい暮らしている主婦です。
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