メタ認知能力はどうやって測定するの?
いざ子どものメタ認知能力を育てよう!と思ったら、まずは今どれぐらい、子どものメタ認知能力があるのかを知りたくなりますよね。メタ認知能力を測定する方法はあるのでしょうか?
質問紙によるメタ認知能力の測定方法がある
現在では心理検査のような形で質問紙によるメタ認知力の測定が一般的です。これによってメタ認知能力が数値化されるため、理解しやすくなります。ただ質問紙法にはさまざまな形式があるため、これさえやれば良いというものは断言できません。
しかしインターネット上にはメタ認知能力について質問に答えることで、ある程度の分析までしてくれるサイトが存在しますので、まずは親自身のメタ認知能力を測定してみて感触をつかんでみるのも良いですね。
おわりに
メタ認知という言葉は、普段は聞きなれないものかもしれませんが、大人にも子どもにも必要な力だということが注目されています。この力の成長していくタイミングが、ちょうど10歳頃からになりますので、高学年の子どもを持つ親は、こうした部分へのアプローチも意識すると、子どもの学力向上につながって行くことでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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