夏休み明け!子どもの変化を見逃さないように

子どもの心の問題はどう対処すべき?

親子の会話
子どものささいな変化やサインに気付くことができると、子どもへの対応もしやすくなります。では、実際に親としてどのようなことに注意して子どもに接すれば良いのでしょうか?

説得はNG!子どもの話に耳を傾ける

子どもの様子がいつもと違うと感じたら、まずはやさしく「どうしたの?」と訪ねてみてください。大人から話しかけるだけで、子どもの方から心を開いてくれるケースは多いものです。また、学校へ行かなければいけないという無言のプレッシャーを感じている子どもに対して、「頑張ろうね」と励ましたり、「学校に行かないとダメじゃない」と叱ったりすることは厳禁。どうしても学校に行きたくないという子どもには、思い切って学校を休ませるというのもひとつの選択肢ですよ。

TALKの原則で子どもに対応する

子どもから悩みを打ち明けられたとき、励ましたり叱ったりすることは逆効果になるとお話ししましたが、そこで試してほしいのが『TALKの法則』です。

トークの法則

この対応をすることで、子どもは親を信用するようになり、少しずつ話をしてくれるようになるでしょう。子どもが抱えている問題に、一緒に向き合うことが大切です。

子どもの悩みをひとりで抱え込まない

子どもの様子がいつもと違うと感じたときは、子どもに聞くだけではなく、学校に電話をして、休み前の子どもの様子を聞くのも良いでしょう。子どもは、たとえいじめられていたとしても学校では明るく振る舞っていることも多いため、担任の先生でも分からないことがあるかもしれません。しかし、どんなささいなことでも良いので、聞くことができれば収穫になりますよね。また、心の問題を抱えている子どもを持つ親向けのセミナー等も開かれていることが多いので、上手に活用すると良いでしょう。

おわりに

夏休み明けは、さまざまな理由から子どもが心身とも不安定になる時期です。悩みを話すことが苦手な子どもも多いので、子どもの小さなSOSを見逃さないよう、普段以上に家での子どもの様子を気にかけるようにしてあげてくださいね。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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