愛情不足にならないためにできること
親は親なりに愛情を注いでいると思っていても、子どもにうまく伝わっていなかったり受け止め方が違っていたりする場合があります。子どもが抱えるストレスや不安にいち早く気が付いてあげられるように、子どもからのサインを見落とさないようにしましょう。
意外なことが原因になっている場合も
愛情不足の原因は、親が妹や弟のお世話ばかりで寂しい思いをしていたり、共働きで一緒に過ごせる時間が短かったり、というわかりやすい理由だけではありません。断乳の時期が早すぎたり、泣いている時にすぐに行かなかったり、子どもが話しかけていても忙しいからとあしらったり、といったことの積み重ねの他、親の精神状態が安定しないために甘えられないこともあります。子どもの前ではいつも明るく元気でいたいものですが、できない場合もありますよね。親の感情でしかってしまった時に、個人を否定するような言葉で子どもを傷付けているかもしれません。
子どもを否定してしまわないように
子どもの主張を否定し、子どもの言葉をつぶしてしまうことがないようにしましょう。ワガママをいったとしても、親からしたら訳がわからないことであっても、子どもの言葉をじっくり聞いて、主張している子どもを受け止めてあげることが大事です。子どもは肯定されることで心が安定して、愛されていることを実感し、自信のある子どもに育っていきます。
愛情不足で子どもがゆがんでしまう前に
愛情不足の影響は、その都度現れる場合もあれば、ずっと後に現れることもあります。赤ちゃんの時期に感じていた不満が、2歳くらいにワガママというかたちで出たりします。不満が態度に出ている時が、ゆがみを正してあげられるチャンス。子どもときちんと向き合い、ありのままを受け入れてあげましょう。年齢を重ねるごとに難しくなっていくので、親が早めに気付いて十分なスキンシップをとることが大事です。たくさん抱きしめてあげたり、会話を楽しんだり、それだけでも子どもを救うことになるのです。
おわりに
パパやママの子どもに対するその愛情、しっかりと子どもに伝わっているでしょうか?心では「子どもを愛している」と思っていても、言葉や行動できちんと愛情を示してあげなければ、うまく伝わっていないこともあるのです。毎日子どもの心と体に触れ、たくさんスキンシップをとるようにしましょう。
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12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
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