2021年は2月3日ではなく、2月2日が節分。子どもにとってはちょっと怖い存在の鬼ですが、絵本の中の鬼は怖いだけではなく、笑顔にしてくれる愉快で可愛らしい鬼もいます。今回はクスっと笑えるような鬼が登場する、節分におすすめの絵本についてご紹介します。
0歳~2歳の子どもにおすすめの鬼の絵本
0歳~2歳の子どもにおすすめの鬼の絵本をご紹介していきます。0歳~2歳の子どもはまだ絵本の内容はほとんど理解できないので、色彩豊かな絵に興味を示すと言われています。そのため可愛い鬼が描かれていたり、鬼の表情が分かりやすかったりする絵本に高い人気が集まっています。
おすすめの鬼の絵本「おにのパンツ」
1冊目は「おにのパンツ」という絵本です。「おにのパンツ」は幼稚園などでも歌われている歌をもとにした絵本で、子どもに大人気の作品のひとつです。子どもが大好きな「パンツ」がたくさん出てきて、ユーモラスな画面構成で歌いながら読める絵本となっています。
Amazonランキングでは、絵本部門で23位にランクインした人気絵本。楽譜もついていて、節分に家族で歌って踊りながら読むことも出来ますよ。
おすすめの鬼の絵本「オニじゃないよおにぎりだよ」
2冊目は「オニじゃないよおにぎりだよ」という絵本です。この絵本はおにぎりの魅力を知り尽くした鬼たちが、ある日人間の落としたおにぎりを食べて、あまりのマズさにビックリするという所から話がスタートします。
鬼は怖いだけではなく憎めないかわいさや、学ばせてもらえることもあるんだよということを、子どもに教えることが出来る絵本でもあるためおすすめです。
おすすめの鬼の絵本「おにはうち!」
3冊目は「おにはうち!」という絵本です。この絵本は子どもの鬼が登場します。保育園で子どもたちと一緒に遊びたい「にお君」ですが、豆まきが始まると逃げ出してしまいます。節分の意味や豆まきのことが絵本の内容と共に簡単に説明されているので、小さな子どもでも楽しく学ぶことが出来ますよ。
物語の登場する「にお君」のキャラクターがかわいいと、読み聞かせをするお母さん達にも人気がある1冊です。
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2歳~3歳の子どもにおすすめの鬼の絵本
次に2歳~3歳の子どもにおすすめの鬼の絵本について、お伝えします。2歳~3歳くらいになると物語の内容を少しずつ理解できるようになってきますよね。内容を把握しながら、楽しく節分や鬼について理解ができる絵本をご紹介します。
おすすめの鬼の絵本「まめまきバス」
1冊目は「まめまきバス」という絵本です。この絵本はバスとねずみくんたちが住む町へ、カゼオニがやってきます。そして町で大暴れを始めるのです。そんなカゼオニをやっつけるために、バスとねずみくんたちが豆を持ってカゼオニが大暴れしている町へ向かうというお話です。
かわいらしいの絵が特徴で、ほのぼのする色彩も魅力の1冊です。
おすすめの鬼の絵本「ふくはうちおにもうち」
2冊目は「ふくはうちおにもうち」という絵本です。内容は男性が一人家でお酒を飲んでいると、外から「さむいよー」という鬼たちの声が聞こえてきます。男性はかわいそうだと思って、鬼たちを家へ招き入れ仲良く宴会を始めるというお話です。
節分では追い払われてしまう鬼ですが、実は愉快で楽しく一緒に過ごしているうちに福の神まで現れるという展開は、新しい節分のお話として人気があります。
おすすめの鬼の絵本「おなかのなかにおにがいる」
3冊目は「おなかのなかにおにがいる」という絵本です。子どもが時々見せる「いじわる」な心だったり、「わがまま」な一面だったりを鬼に見立てて、物語が進んでいきます。お腹の中にいる鬼は持ち主と同じ性格で、わがままな鬼を節分で退治することで理解していくことが出来ます。
子どもの心の成長を、自然と促す事が出来る1冊となっているのです。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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