保育ママとは親に仕事などに仕事がある場合に、自宅で子どもを預かってくれる人のことです。温かい雰囲気で保育をしてくれるメリットがありますが、ここでは保育ママを利用する際の時間や料金、メリットや注意点についてご紹介します。子どもの預け先の1つとして検討している方はぜひこの記事を参考にしてください。
保育ママとはどんなもの?
保育ママとは就労などで子どもがみられない両親に代わって自宅で子どもを保育する人のことです。自治体によりいろいろな名称で呼ばれていますが、正式には家庭保育福祉員という専門職です。
保育ママは保育の専門職
保育ママとなるには自治体から認定を受けます。認定の条件は各自治体により異なりますが、
- 健康な25~65歳
- 小さな子ども育てた経験がある
- 保育士・幼稚園教諭など保育に関連した専門資格を持っている
- 自宅に6畳程度の保育スペースを持っている
- 愛情深く子どもに接し、熱意を持って子育てにあたる
といったことが定められています。また、保育ママとはいうものの、男性が従事していることもあります。
認定保育ママの預け入れ時間と料金
自治体が配置している保育ママの場合、保育料や保育時間も各自治体が設定しています。
例えば
- 通常保育8:30~17:00
- 時間外保育7:30~8:30、17:00~18:00
基本的には保育所と同じ条件で、世帯所得などにより異なります。申し込みは自治体の子ども課などに行います。
認定を受けていない保育ママの預け入れ時間と料金
保育ママには自治体から認定を受けつつ、フリーで子どもたちを受け入れて活動している人達もいます。そのような保育ママは独自の魅力的な保育プログラムを提供していたり、保育時間に融通がきいたりと個性豊かな保育が特徴で、なかには夜間の保育を請け負ってくれる保育ママもいます。料金は各保育ママにより異なりますが、最低でも1時間あたり1000円程度かかります。申し込みは保育ママに直接行います。
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保育ママのメリット
小規模で子どもをみてくれる保育ママは、少人数預かりならではのきめ細やかな対応をしてもらえる特色があります。ここでは保育ママのメリットをご紹介します。
自宅のような温かな環境で過ごせる
保育ママは自宅で子どもをみる制度のため、1人が一度に預かれる定員は最大3人までです。補助者がいてもっと多い人数が集まることもありますが、アットホームな雰囲気であることには変わりません。
子どももちょっと知り合いのところへ遊びに来た、といったような感覚で穏やかに過ごせます。なかには保育ママの家族が一緒にかわいがってくれて、同年代だけでなく大人や子どもなどと接する機会を持てることもあります。
少人数だから安心・安全
必要となる持ち物は保育園ほぼ同じですが、保育ママは子どもに合わせた保育が可能です。もし連絡帳で前日の寝る時間が遅くなってしまったことが分かると、少し早めにご飯を食べて早めにお昼寝をする、など子ども1人1人の発達や生活状況に合わせることができます。さらに一部の保育ママは、契約によって習い事の送迎や夜の預かり、入浴までを受け持ってくれるなど、保育といっても仕事の内容は多種多様です。
また、大人数を預かる保育園などに比べると、風邪や伝染病をもらうリスクが比較的低くなるため、子どもの看病で仕事を休むリスクが減らせます。
たくさんの保育ママを比較して選べる
保育ママを探すには、役所で問い合わせる方法と、保育ママの登録サイトを活用する方法があります。特にこだわりの条件があり自分で保育ママを探したい場合は、専用サイトが便利です。保育ママはプロフィールや保育可能な定員、時間、時給などの条件を提示しています。市から紹介された子どもたちを受けている保育ママも登録していますが、登録している保育ママの状況はさまざまです。ベテラン保育ママとして複数の子どもを預かるタイプの人もいれば、同世代の自分の子どもが自宅にいて、子どもと一緒にお預かりをするという場合もあります。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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