夜中に何度も赤ちゃんの授乳のために体を起こすのは、慢性寝不足のママにとってはつらいことですよね。そんなときに実践したいのが添い乳!わざわざ体を起こさずに授乳できる、ママにとっても赤ちゃんにとってもうれしい方法です。この記事では、ママを少しでも楽にしてくれる添い乳の正しいやり方、ポイント、添い乳をする上での注意点などをお伝えします。
これで楽ちん!正しい添い乳のやり方
「横になりながら授乳する」という添い乳ですが、楽に添い乳をするにはいくつかのポイントがあります。そのポイントをおさえておかないと、楽になるどころか体がつらくなってしまうことも。ママを楽にする添い乳のポイントをお伝えします。
ママも赤ちゃんも姿勢がとっても大事
まず大切なのは、ママの背中にゆがみがないようにすることです。脚もリラックスできる体勢をとってくださいね。ママ同様、赤ちゃんの体も曲がったりしないように気をつけましょう。横になったとき、下にした方の二の腕には、ママか赤ちゃんの頭をのせると楽です。
また、赤ちゃんが母乳をたくさん飲めるようにするには、赤ちゃんの体をできるだけママに密着させるのがおすすめです。授乳クッションがあればそれを使ったり、なければバスタオルや座布団を使ったりして、頭や赤ちゃんの体を支えると疲れにくくなります。寝る前にそれらを寝る場所の側に準備しておくようにしましょう。
添い乳中に赤ちゃんが寝ちゃったら?
添い乳をしておなかがいっぱいになると、お布団の温かさやママがすぐそばにいるという安心感で赤ちゃんがそのまま寝てしまうことも少なくありません。
添い乳のときもできるだけげっぷをさせてから寝かしつけた方がいいですが、無理に起こしてげっぷをさせたりすると、またママが寝かしつけで大変になってしまう可能性もあります。少なくとも頭だけは横向きにして、もしげっぷや吐き戻しがあっても窒息しないように注意しましょう。
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左右両方吸ってもらって乳腺炎知らず!
「添い乳をすると乳腺炎になりやすくなる」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。できるだけ乳腺炎を避けるためには、日中の授乳にもいえることですが、左右両方のおっぱいを赤ちゃんに吸ってもらうことが大切です。
左右満遍なく吸ってもらおう
「この姿勢が寝やすい」という姿勢は誰にでもあると思います。でも、いつもその姿勢で寝ると、添い乳をするのもいつも同じ側のおっぱいになってしまうのではないでしょうか。それが毎日続くと、もう片方のおっぱいが詰まって乳腺炎になる可能性も高くなります。痛みや発熱もともなうことがある乳腺炎、なってしまったらママが授乳どころではなくなってしまいます。そうならないためにも、おっぱいは左右で偏りなく吸ってもらうように心掛けましょう。
ママ・赤ちゃんの両方がつらくない姿勢で
基本的には、下側のおっぱいを飲んでもらったら、次は赤ちゃんにおおいかぶさるような姿勢で上側のおっぱいも吸ってもらうようにしましょう。左右両方吸ってもらうといっても、最初はちょうどいいポジションが見つからなくてやりにくかったり痛みを感じたりすることもあるかもしれません。ママ自身が動くだけでなく、赤ちゃんの位置を動かしてみたり、授乳クッションやタオルなども用いたりして、添い乳しやすい体勢を見つけましょう。毎日のようにやっていれば、きっとすぐにベストポジションを見つけられるはずです。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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