結婚当初は義両親と別居する話になっていたのに、数年たったら義両親が同居を言い出したという経験がある人もいるのではないでしょうか。同居をするとなると子どもの学校や幼稚園、自分たちの生活が大きく変わるので慎重に時期を決めたいところ。今回は同居のタイミングについてご紹介します。
同居のタイミングは早いに越したことはない
同居におすすめのタイミングは実は結婚後すぐ。まだ夫と自分の生活が始まっておらず、家事や家具の場所なども自分流のスタイルができあがっていないため、同居生活がはじめやすいと言われています。自分流のスタイルが確立されてしまうとなかなか他人のスタイルを受け入れるのは難しいですよね。
マイルールができる前に同居する
前述の通り、結婚してすぐの同居なら、自分の家事スタイルや生活パターンが確立されていないため、義両親の習慣やスタイルを受け入れるのは比較的容易です。お互いのやり方やスタイルができあがってしまうと、相手のやり方を受け入れるのが難しくなります。その点、結婚してすぐの同居なら、義母は主婦のプロなので、主婦初心者のあなたに家事や生活に関するさまざまな知識を伝授してくれるはず。多少の失敗も甘く見てくれる可能性もあるので、最初から同居するのがおすすめです。
ただ、新婚気分を十分に味わうことができないのがデメリット。夫と2人だけでゆっくり生活していきたいという人には向きません。
最初から同居すると無駄も少ない
夫が長男なのでいずれ同居する予定があるのなら、家具等の無駄を考えて最初から同居してしまうという人も少なくはありません。お互いに実家暮らしで結婚した場合はすべて家具を買いそろえる必要があり、初期投資の出費もかさみますよね。それならいっそのこと家具が無駄になる前に義両親と同居しようと考える人も多いはずです。義両親が使っていた家具をそのまま使わせてもらうことができるので、最低限の出費ですみます。資金が少ない若い夫婦にはうれしいですよね。
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子どもがいるとタイミングが難しい?
夫婦だけの生活の場合は義両親との同居も比較的簡単ですが、子どもができると成長するにつれて同居が難しくなります。特に引っ越しを伴う同居の場合は転校など複雑な事情も関係してくるので時期を決めるのは慎重にしたいですね。
子どもが高校生になるときがベスト
子どもができたあとの義両親との同居でおすすめのタイミングは、子どもが高校生になるときです。公立の学校に通う子どもは、小中学校はほぼ同じメンバーで過ごします。そんな状況の中で引っ越し・転校をすると、すでにできあがった友達グループの中に入っていくのは相当の勇気と覚悟が必要です。しかも、子どももせっかく仲良くなった友達と離れたくないというはずです。
しかし、高校になると選択肢が広がってさまざまな進路を選ぶため、友達とバラバラになってしまうことがほとんどですよね。それなら高校入学のタイミングで引っ越しても、新しい学校ですでに友達グループができあがっているということもなく、それほど寂しい思いをすることもありません。
中学以前は公立・私立によって違う!?
小学校からお受験をして大学までエスカレーター式の学校や中高一貫校などに入学した場合は、転校のタイミングが難しくなります。同居先から学校に通えない場合はせっかく苦労して入った学校から転校しなければならないというのは非常にもったいないことです。しかもこういった私立学校の場合は授業の進捗(しんちょく)度が他の学校と違うので、転校のタイミングによっては子どもの学習環境が悪化してしまう恐れもあります。
エスカレーター式の学校や中高一貫校などに通っている場合は、なるべく転校しなくても通えるように工夫するか、卒業するまで待つのがベターです。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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