結婚しても子どもを産んだあとも仕事をするワーキングマザーが増加している昨今。
ワーキングマザー家庭の子どもであれば未就園児は保育園一択かと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
- ママの働き方
- パパや祖父母のサポートがあるか
これによって可能かどうかが変わってきますが、「あえて幼稚園を選ぶ」というワーキングマザーも増えています。
私自身が現在、自宅で仕事をしながら子どもを幼稚園に入れています。またかつては会社に通いながら上の子どもを幼稚園に通わせていました。ワーキングマザーが幼稚園に子どもを入れるとどういう生活になるか、どういうことが大変なのかを体験談のシェアを兼ねてお話したいと思います。
子どもを幼稚園に入れたいザーキングマザーが増加!?
「保育」より「教育」を望むワーキングマザーが増えている
保育園と幼稚園の違いは、保育園は厚生労働省の管轄であり、幼稚園は文部科学省の管轄です。それゆえ、保育園は「保育」に重きをおき、幼稚園は「教育」に力を入れています。
今は保育園も幼稚園もそれぞれに特色があり多様化しています。保育園でもカリキュラムに特色のある保育園は存在します。
また近年「認定こども園」制度が誕生したことにより、幼稚園の施設で保育園のように長時間保育を受けられることも可能になりました。これによりかつてほど、保育園、幼稚園といった明確な違いは薄れつつあります。
とはいえ保育よりも教育を受けさせたい、こういう理由でママが仕事を持っている場合でも子どもを幼稚園に入れたいと願うご家庭が増えているようです。
私が保育園ではなく幼稚園を選んだ理由
私自身のお話を少しさせていただくと、上の子の時は週に3日ほどフルタイムで会社勤めしていました。
「仕事をする=子どもは保育園」
と思い込んでいたので、仕事をするに際して保育園に子どもを入所するよう申請を進めていましたが待機児童の壁に阻まれました。
どこの自治体でもそうだと思うのですが、保育園は勤務時間が長いお母さんの子どもが優先的に入所できます。
私の場合、時間的にはフルタイムだけれど週に3日勤務だったので、入所するまでに相当時間がかかると言われ発想を切り替えました。その答えが仕事をしながら子どもを幼稚園に通わせられるということだったのです。
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幼稚園に子どもを通わせるワーママの1日
仕事をしながら子どもを幼稚園に通わせている、私のタイムスケジュールを書いています。
上の子の時は会社勤めしていて、今は家で仕事しているので少し生活パターンが変わりました。
家族構成
夫、長男8歳、次男4歳の4人家族
会社勤めしていた時(長男の時)
6時 | 起床、家事 |
7時 | 身支度、長男の幼稚園の支度 |
8時半 | 出勤のため家を出る、次男は母か義母に見てもらうか預かり保育へ送迎 |
8時半過ぎ | 長男のバス停まで送迎、夫か母、義母に依頼 |
15時 | 幼稚園バスが到着、母、義母に迎えを頼める場合は迎えを依頼 それ以外は預かり保育へ |
17時 | 残業がなければ退社、預かり保育に預けている日はここから幼稚園へ直行 |
18時 | 夜ご飯を作る |
19時 | 夜ご飯を食べる |
19時半 | 入浴、だんらん |
21時 | 子ども就寝のため寝かしつけ(夫に依頼することが多い) |
22時 | 時間があれば少し仕事就寝 |
23時 | 就寝(私、夫) |
家で仕事をしている時(次男の時)
5時 | 起床、仕事 |
7時 | 身支度、子どもの幼稚園の支度、家事 |
8時半 | 子どものバス停まで送迎 |
9時~ | 仕事 |
15時 | 幼稚園バスの迎え、長男帰宅 |
16時~18時 | 仕事をしたり子どもの宿題をチェックしたり子どもと遊ぶ |
18時 | 夜ご飯を作る |
19時 | 夜ご飯を食べる |
19時半 | 入浴、だんらん |
21時 | 子どもの寝かしつけ(夫に依頼することが多い) |
22時 | 時間があれば少し仕事 |
23時 | 就寝(私、夫) |
家で仕事をする方が通勤時間がかからないものの、家にいるとまとまって仕事をする時間が取りづらいので、どうしても短時間になってしまいます。
私のスケジュールをよく見ていただけるとわかると思うのですが、よく雑誌に載っているような超ハードスケジュールをこなすスーパーウーマンでは全くありません。
今は朝早く起きるようにしていますが、それは家で仕事をする分どうしても静かな時間が少ないのでそれを確保するために生活を前倒ししているだけで、その分夜は割と早く寝ています。
私の場合、仕事をしながらでも幼稚園に通わせることが可能にできているポイントは
- 夫、母、義母にある程度協力してもらえること
- バス送迎、給食のある幼稚園を選んだこと
- 預かり保育が充実している幼稚園を選んだこと
- 私の仕事がフルタイムでないこと
この4点です。
全ての条件がそろう必要はありませんが、特に協力してもらえる人がいるかどうかはかなり大きいと思います。
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ぺこ(浜田 綾)36歳
企業の事務職員として10年間ビジネス文書の作成に携わる。
2017年6月に「コトバノ」という屋号にてライターとして開業。
夫、長男8歳、次男4歳の4人家族。
子どもは育てるだけではなく、親も育つこと。
親自身が人生を楽しむこと。
子ども扱いしすぎないこと。
をモットーに子育しています。
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