保育士。学生時代に児童心理学を学び、幼少期の関わりがその後の人生を左右することに強い関心を持ち、自身の研究テーマとする。 3児の母で、長女の小受では全勝を果たす。現在6年目となる保育現場や幼児教室で本領発揮し、周囲から絶大なる信頼を得ている。 生活教育こどもと幼児園 http://kodomoto.tokyo/保育記事監修者プロフィール:伊藤美緒先生
保育園は大切なわが子が毎日過ごす重要な場所です。ママが安心してお仕事するために、子どもの保育園選びは絶対に失敗したくありませんよね。でも最初は一体どこをどう見極めたらいいのか、たくさんあり過ぎて頭を悩ませてしまうでしょう。そうならないために今回は、保育園の失敗しない選び方のポイントを六つご紹介いたします。
情報収集からチェックするポイント
保育園を選ぶ場合、実際に見学に行く前に、まずは資料やホームページ、口コミなどの情報面からチェックできるポイントもあります。見学に行ったときにチェックする時間を節約するためにも基本的な情報は前もってチェックしておき、それでも分からないことだけをメモして、見学当日に質問するようにすると効率的です。
ポイント1、希望を多く持ち過ぎない
待機児童が多いこの時代、希望する保育園に入れなくて自宅からとても遠い保育園に預けて通勤するママや、どの保育園もなかなか入れなくて「もう入れるならどこでもいいわ…」と自暴自棄になってしまうママもいます。各家庭によって保育園に希望する条件はたくさんあると思いますが、最初から希望を多く持ち過ぎず、必要最小限にしておくほうが最悪の場合のダメージが少なくて済むでしょう。
ポイント2、保育料など金銭面をチェック
認可保育園の場合は、前年度の各家庭の収入によって保育料が決まります。公立も私立も基本的な保育料は変わりません。無認可保育園は認可保育園よりも保育料は高いですが、その分夜遅くまで延長保育を実施している所や、その園独自の保育内容を行っている所もあるので高い安いだけで決めるのではなく、メリットとデメリットを照らし合わせて考えるようにしましょう。
ポイント3、保育時間と場所をチェック
保育時間について、早朝や延長も対応してもらえるのかなども重要です。保育園の場所も、ママやパパの通勤ルートを考えて駅の近くを検討するなども効率的でよいですね。また、無認可保育園の場合は、預ける場所についての条件がないので、会社の近くの保育園に通えることを知っておきましょう。ちなみに、認可保育園の場合は基本的には住んでいる市町村を選びますが、地域によって違うので役所に確認してください。
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保育園内でチェックするポイント
保育園の基本的な情報をチェックすることができたら、次はいよいよ実際に保育園に見学しに行ってみましょう。実際に目で見て確かめることはたくさんありますが、基本的なポイントをここでご紹介します。質問リストを忘れないようにしましょう。
ポイント4、先生と子どもたちの表情をチェック
先生の表情や行動、言葉遣い、子どもと向き合って話しているかなどは大切なチェックポイントです。子どもたちもどんな表情で、どのような遊びをしているかなども見ておきましょう。また、子どもの人数に対して先生の人数は適切かどうかもチェックするとよいです。保育園選びは大事なことなので、疑問に思ったことは後回しにせずすぐに質問しましょう。
ポイント5、施設環境をチェック
子どもが毎日通う場所なので、見学の際は保育室や運動場以外のトイレやシャワールームなども隅々まで見せてもらいましょう。年齢別に部屋は分けられているか、日当たりや風通しは良好か、認可保育園の場合は国の基準を満たしているかなどきちんとチェックしましょう。狭かったり汚れていたりする場所だと、衛生上よくないですし、子どもたちのストレスがたまってしまいます。
ポイント6、食育など安全面をチェック
「食」の面では離乳食や給食のメニュー、お弁当の日はあるのかなどを聞いておきましょう。アレルギーを持っている子どもがいる場合は、命にかかわることなので、事前に資料などで確認していても改めて質問して、再度確認しておくと安心です。安全面では運動場にある遊具はもちろん、保育園外の公園やお散歩に行くときの場所やコースなどの外遊び内容を聞いておくのもポイントです。
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2歳のくるくる天パ女の子のヘタレママです。お出かけと美味しいものが大好きです。
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