「ただいま!」と帰ってきて、靴を脱いだ途端、思わず顔をしかめたくなるような臭い!男の子をお持ちの方なら必ず経験があることのひとつです。小学生の中でも高学年になると、「特に臭いが気になる」、「前はこんな臭いしなかったのに…」という体験談も多く聞かれます。高学年の男の子の靴はなぜあんなに臭いのか?背景と原因をさぐり、その対処方法をご紹介します。
臭くなる「場面」「時期」はこれだ!
靴の臭いが気になったときのことを思い出してみてください。いくつか思い浮かぶ場面などがあるのではないでしょうか?きっと臭いが強くなる時間や場面などがあるはずです。まず、どんなときに臭いのかさぐってみましょう。
脱いだ瞬間の臭いが気になる!
「靴の臭い」と言って思いつくのは、外から帰ってきて靴を脱いだ瞬間というのが一番多い場面ではないでしょうか?思いっきり外で遊んで帰ってきたときは特に臭いますね。出掛けるときは、それほど臭わないのに、帰ってきたときにとても気になると感じませんか?「ある程度の時間、靴を履いていて脱いだとき」が、臭いの気になるときなのです。靴を履き、中が「ムレ」てしまい、脱いだ瞬間に臭いとして放出されてしまうのです。
汗をかく場面や機会が増えると臭いも気になる!
高学年になると、男の子の場合、遊びもどんどん激しくなり、サッカー、野球など、熱心にスポーツに取り組むお子さまも増えます。それまでは、それほど汗をかくような場面がなかったお子さまも少し過ごし方が変わりますね。特に足の裏は汗が出る「汗腺」がとても多いのです。ですから、靴だけでなく、汗をかく場面や機会が増えれば、やはり、臭いが気になることも増えるようになります。
梅雨や夏場の湿度が高い時期は特に臭う!
汗をかく場面や機会が増えると言えば、気温が上昇してくる梅雨や夏場です、この時期は、湿度が高くなるため、特に靴の臭いが気になります。
湿度が高くなることで「ムレ」てしまうのです。おそらく、冬場の乾燥した時期は、湿度が高い時期と比べると臭いは気にならないのではないでしょうか?臭いが特に気になる時期があるようですね。
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靴の臭いの原因をさぐることが重要!
臭いが気になる場面や時期を整理しましたが、その中で「汗」や「湿度、ムレ」がキーワードして出てきました。なぜ、「汗」や「湿度、ムレ」で臭いが強くなるのでしょうか?次にこれらのキーワードから臭いのもとになる原因を考えていきます。
靴の臭いの原因は「雑菌の繁殖」
靴を履いている時間が長くなると蒸れることがわかりましたが、それは通気性の悪い靴の中でおこる状態です。ムレた状態は、臭いの原因になる「雑菌」が増えるための好条件となります。また、靴の中は、汗に含まれる皮脂や角質が、外の「ちり」や「ほこり」と混じり合って、「雑菌」にとっては栄養になります。「雑菌」が多くなることで、それに比例して、臭いも強くなるということになるのです。
靴や靴下が汚れていると臭いが強くなる!
汗に含まれる「皮脂」や「角質」、外の「ちり」や「ほこり」などの「汚れ」が多ければ、やはり臭いは強くなります。靴や靴下が汚れているようなことはないでしょうか?また、それほど靴が汚れていないようでも、お気に入りの靴をいつも履いていると、「ムレ」た状態を長く作ることにもなりますし、徐々に汚れが蓄積される原因にもなります。
足の様子もチェックする必要あり!
ちゃんと清潔にしているのに、臭う場合、お子さまの足の様子もチェックしてみてください。例えば、爪は伸びていないでしょうか?爪が伸びていると爪の間に「あか」や「ほこり」などが詰まり、汚れになります。それが臭いを強くする原因になるのです。また、水虫などの皮膚の病気になっている場合も臭いが強くなる原因になることがあります。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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