すっかり定着したイクメンというフレーズ。旦那さんも自然とイクメンパパになるだろうと思っていたのに、いざ赤ちゃんが生まれても全然育児を手伝ってくれない!なんてことも。そうならないようにするためにも旦那さんのイクメン教育は妊娠中から始めることが重要。ではいったいどのようにしたら旦那さんはイクメンパパになるのでしょうか。ここではその教育法をご紹介します。
まずはおなかに赤ちゃんがいると実感させる
赤ちゃんがおなかにやってきて、女性はさまざまな身体の変化を感じます。それに対し男性自身は何も変わらないので、赤ちゃんができたといってもいまいち実感しづらいものです。ではそんな男性に赤ちゃんができてイクメンパパになると実感させるにはどのような方法があるのでしょうか。
健診でもらったエコー写真を見せる
パパも一緒に妊婦健診に行けば、おなかの中で動く赤ちゃんをみられるので実感しやすいのですが、仕事などでなかなか一緒に行くのは難しいことでしょう。そんなときはぜひ、健診でもらった赤ちゃんのエコー写真を見せてあげてください。妊娠初期の胎のうのうちは実感しづらいかもしれませんが、だんだんと人の形に近づく8週目頃になると、旦那さんも実感が湧いてくることでしょう。
胎動が始まったらおなかを触ってもらう
妊娠20週目頃にもなると、ほとんどの妊婦さんが胎動を感じ始めます。赤ちゃんが動くようになったら、ぜひ旦那さんにも積極的におなかに触ってもらいましょう。手に赤ちゃんの感覚を抱くことで、本当にここにいるという実感が湧いてきます。パパがトントンとおなかをたたいて、そこを赤ちゃんも蹴るというキックゲームも有効でしょう。
赤ちゃんの大きさを視覚的に伝える
今何センチくらいなのかエコー写真に書いてありますので、手で丸を作って、おなかの中の赤ちゃんがどのくらい大きく成長したのかを視覚的に伝えると実感しやすいでしょう。妊婦さん向けの雑誌に、月齢別赤ちゃんの大きさが実物大で描かれているページがついているものもありますので、そういうものを使うとよりリアルに伝わるかも知れません。
一緒にパパママ教室に参加してみる
これは旦那さんの都合がつけばぜひ一緒に参加しましょう。パパママ教室では沐浴(もくよく)の仕方などを赤ちゃんと同じ大きさ・重さの人形を使って教えてくれますので、生まれたあとのイメージがよりしやすいです。旦那さんの大きな手のほうが赤ちゃんを支えるのに適していますので、「パパの得意分野だね~」など、帰り道にうまくその気にさせてみましょう。助産師さんなど、赤ちゃんのプロからのレクチャーは、パパだけでなくママにとっても、貴重な学びの場になります。
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旦那さんができることを明確にする
育児について、どうせ俺はできないから~と消極的な旦那さんも多くいます。そんなときは赤ちゃんのお世話や家事など、パパの力も頼りにしているということを、旦那さんにしっかりと認識してもらうことが大切です。妊娠中にパパにもできる家事・育児を教えておいて、出産後はためらいなくできるようにしておいてもらいましょう。
実際に使用するベビー用品を使ってみる
おむつなど、実際に赤ちゃんが使用する予定のものを購入して、一度でいいので練習してみましょう。特に、ミルクづくりは慣れるまで時間がかかる上に、赤ちゃんの泣き声で焦ってしまいがちです。母乳育児を希望している場合でも、病気などでパパの哺乳瓶授乳が必要になることもあります。ミルクはパパでもあげられるので、しっかりと練習しておいてもらうと安心ですね。
簡単にできる料理を一緒に作ってみる
一人暮らし経験のない旦那さんが特に嫌だと思うことは、料理ではないでしょうか。一人暮らしの経験があっても、料理はせずコンビニ弁当ばかりだったなんてことも。そんな旦那さんには、簡単に作れるものを一緒に作って覚えてもらいましょう。カレーやポトフなど切って煮るだけのレシピなら、旦那さんは俺でも作れると自信を持ってくれるはずです。そして作ってもらったら必ず「おいしい!」と褒めることが大切です。
料理ができなければ洗い物だけでもお願いする
簡単な料理を作るのも難しそう。そんなときは無理に料理を押し付けるよりも、他のことを手伝ってもらいましょう。洗濯も手伝ってもらえると助かる家事の一つですが、洗濯物の分別をしない、ネットを使わない、干し方が雑、など逆に手がかかったりすることもあります。なのでここはぜひ食器などの洗い物をしてもらいましょう。洗い物でしたらスポンジで汚れを落とすだけですので、家事に不慣れな旦那さんでもできるでしょう。
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