赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる理由は本当にさまざま。赤ちゃんに聞いても理由を答えてくれるわけもなく、全力で拒否されるとママも泣きたくなってしまいますね。周りの人たちは「おなかがすけば飲む!」とか「1、2回くらい飲まなくも大丈夫!」とはいうけれど…できることならすぐになんとかしたいものです。ここでは、よく見られる原因と、その対処法をまとめてみました。
新生児から哺乳瓶を嫌がる理由と対処法
赤ちゃんは生まれながらにおっぱいに吸いつく本能を持っています。けれど、最初から力強く飲める子もいれば、吸う力が弱い子、すぐに疲れてしまう子などさまざま。その子に合った哺乳瓶、ミルクを選ぶことでこの時期の哺乳瓶拒否は克服できるでしょう。
対処法1~哺乳瓶にはミルクが入っていると教える~
新生児、もしくは月齢が上でも初めて哺乳瓶を使う赤ちゃんにとって、哺乳瓶は未知の物体。いきなり飲んでといわれても、赤ちゃんだって困ってしまいます。哺乳瓶を抵抗なくくわえるようになるまでは、乳首の先に、数滴ミルクがついた状態で赤ちゃんの口元に持って行き、くわえなくてもミルクが入っていることを認識できるようにしてあげましょう。
対処法2~授乳力に合った乳首を使う~
メーカーにもよりますがシリコン製の乳首は弾力が強い傾向があります。授乳力の弱い赤ちゃんにとっては吸うのに力が要り疲れてしまうことも。それを繰り返していると、だんだん哺乳瓶が嫌になってしまいます。柔らかい天然・合成ゴム製の乳首に変えたり、小さな赤ちゃんの場合には専用の乳首を使ったりするなど、赤ちゃんが無理なく飲める乳首を探しましょう。
対処法3~ミルクのメーカーを変えてみる~
粉ミルクはどれも母乳に近い成分になるように作られていますが、味はメーカーによって若干の違いがあります。中には、今飲んでいるミルクの味が合わない赤ちゃんもいるのです。どうにも飲みが悪いと思ったら、思い切って他のメーカーのミルクを試してみてください。ベビー用品専門店などで配っている試供品をもらうなど、お出掛け用の少量パックで試せば無駄がすくなく済むでしょう。また、硬度の高い水((コントレックス、エビアンなど)をミルクに使っている場合はミルク作りには適しませんので、やめた方がよいでしょう。
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成長と共に哺乳瓶を嫌がる理由と対処法
1~4カ月ごろ、それまで何の抵抗もなく哺乳瓶を使っていた赤ちゃんが急に嫌がるようになることがあります。原因は赤ちゃんの味覚、臭覚、触覚の発達によるものとされていますが、なにが嫌なのかは赤ちゃんによってさまざま。いろいろ試して、あなたの赤ちゃんにピッタリな方法を見つけてください。
対処法4~哺乳瓶を無臭にしてみる~
哺乳瓶本体に匂いはついていませんか?プラスチックの匂い、消毒液の匂い、洗うまでに時間がたってついてしまった匂いなどなど、ミルクを入れる前の哺乳瓶の匂いを嗅いでみて、なにかの匂いがしたならそれが原因かもしれません。哺乳瓶の素材はプラスチック製よりガラス製の方が素材の匂いもなく、その他の匂いもつきづらいです。
対処法5~赤ちゃん好みの乳首を探す~
乳首については対処法2でも触れましたが、新生児のころは飲みやすさを重視して選べば飲んでくれます。けれど、成長した赤ちゃんは乳首の素材臭、感触も重視するようになることがあります。特に、母乳と混合の場合、ママの乳首と哺乳瓶の乳首の違いで拒否していることが多いので、なるべくママの乳首に感触が近いものを選んでみましょう。
対処法6~欲しがる量がちゃんと出る乳首を選ぶ~
赤ちゃんが欲しいと思う量のミルクが出る乳首を使っていますか?乳首にも目安の月齢が表示されていますが、それはあくまで目安。思ったように出て来なかったり、反対に、思った以上に出てきてしまったりしては赤ちゃんが嫌がります。ちょうどいい量が出る乳首に変えてあげましょう。赤ちゃんの吸う力によって出る量が変わる乳首もあります。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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