子どもが自転車に乗ることができるようになってくると、親としても購入するのが楽しみなものですが、実際に買うとなると悩んでしまうこともあります。
特に安全面や防犯対策などは、大人が注意するべき点とは異なってきますので注意が必要です。今回は、子どもに自転車を買うときのポイントと売れ筋の子ども用自転車6選、さらに子どもが自転車を安全に乗るためのポイントをご紹介していきます。
子どもの自転車を与えるときのポイントは?
子どもに自転車を買ってあげるときに、まず考えてあげなければいけないのが安全面の対策です。
子どもは大人に比べて体をうまく動かすことはできませんし、事故にあったときに自分一人で対処することはできません。自転車を与える際に十分に考慮していきましょう。
補助輪がしっかりしていることは大切
子どもが自転車に乗るとき、最初はだれでもそうですが補助輪を使って自転車に慣れていくものです。そして、その補助輪がしっかりしているというのは大きなポイントです。最初から自転車に付属で売られているものであれば問題は少ないのですが、そうでない場合うまくつけることができないことがあります。補助輪がガタガタの場合、補助輪ありでも転んでしまうことが多くなるので、注意してあげましょう。
反射板などの事故防止対策は万全に
自転車に子どもが乗るようになるということは、道路などでの危険が増えるということでもあります。あまり回数は多くはないかもしれませんが、夜間などは特に危険です。
事故防止のための反射板などはしっかりと用意しておきましょう。また、自転車のライトがちゃんと点灯するかも確かめておきます。ライトが設置されていない幼児用の自転車の場合は、必要なら取り付けられる別売りのライトを付けてあげましょう。
交通ルールを教える
自転車は原則車道の左側を走行するよう義務づけられています。ただし、13歳未満や交通状況からやむを得ない場合などは歩道を走行してもよいことになっています。子どもには、歩道を走行する際はスピードを出さないこと、車道を走行する際は必ず左側を走るというルールを教えておきましょう。
一緒に出掛けてみる
子供が自転車で出掛けたがるようになったら、親子で自転車に乗り、子供に先導してもらいながら出掛けてみましょう。そうすることで、道路に潜む危険を共に体感することができます。そこでひとつひとつの場所に立ち、「ここは危ないから、どうしたらいいかな。こうしたらいいかもね。」と、一緒に考え、安全策を出していきましょう。
一緒に考えることで子供にとっても危険に対する認識が深まります。また、そこで出した安全策を「親子の約束」としていけたらよいですね。
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自転車で出掛けるときのルールをつくりましょう
親子で自転車の安全な乗り方をマスターしたら、今度は一人で出かける際のルールを設けましょう。毎回、出掛ける前に必ず約束したルールを確認させるようにすると安全です。
子供の行動を理解しておきましょう
友達同士で出掛けるときには、「どこに行くのか」「誰と行くのか」「なにをするのか」「何時に帰るのか」をきちんと子どもに聞いておくようにしましょう。
ヘルメットを着用する
道路交通法によると、幼児および児童(13歳未満)が自転車に乗る際、ヘルメットを着用させる努力をするよう義務づけられています。自転車に乗るときは、ヘルメットがセットになるよう、忘れずに着用させましょう。
防犯ブザーや衛星利用測位システム(GPS)は持たせておくと安心
自転車に乗ることができるようになると、子どもの活動範囲は広がっていきます。もし事故にあったときは子ども一人では対処できませんし、活動範囲が広くなると迷子になったときなども探し出すのは大変です。自転車で出かけるときに限りませんが、防犯ブザーやGPS、キッズ携帯などを持たせておくとよいでしょう。
「自転車の約束」ポイントをつくっておきましょう
子どもに危険な場所を教える際は、「お弁当屋さんの前の信号は絶対に一度止まらないとダメ」「保育園の前の坂道は一度自転車をおりる」など、具体的なポイントで約束を決めておきましょう。そして帰ってきたら、「お弁当屋さんの前でちゃんと止まった?」と聞いてみます。「止まったよ。」ときちんと約束を守れたようなら、たくさん褒めてあげましょう。
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