「保育の質」維持・向上のために親ができることとは
保育の質を維持・向上させるためには、国の働きかけが欠かせません。保育士の待遇向上が大きく影響するといえるでしょう。一方で、親としてなにかしらできることはあるのでしょうか?
保育園の方針などを理解する
保育の質を維持していくうえでは、園・保護者とのトラブルがないようなスムーズな運営が重要です。そもそもの園の考えや方針などをきちんと把握していれば、「これはどういうことなのか」という双方のトラブルも未然に防げることでしょう。
もしも園の方針と考えが一致しない場合、可能であれば別の保育園を探すという手段もあります。子どもの成長過程において、数年間の保育園での生活は非常に大切な時間です。運営方針を把握し、尊重できる園を選ぶことが重要でしょう。
保育士とコミュニケーション
日ごろから保育園および保育士とのコミュニケーションを大切にしましょう。保育園に子どもを預けるご家庭は共働きなどのケースも多いでしょうが、忙しいといえども園との関係を深める努力は必要です。
子どもの普段の様子や健康面など、ちょっとしたことでもきちんと伝えておくこと、自己・トラブルにつながりにくくなります。双方が子どものことについて連絡しあうことで、信頼関係もぐっと深められるでしょう。
おわりに
現在、認可・認可外などさまざまな保育園があります。保育の質もそれぞれです。また、習い事を組み込んでいる、給食の素材にこだわっている、施設面が充実している・・・など、こだわりのある保育園も増えてきています。多くの園が、できるだけ子どもにとって心身ともに健やかで、学びの多い生活ができる場所であるといいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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