つわりがひどいときには、いつ起こるか心配でつい外出をためらってしまいがちですよね。ですが仕事を持つママや、どうしても出掛けなくてはならない用事があるときにはそうもいきません。そんなときには前もって必要なものをしっかりと準備して出掛けましょう。ここでは妊娠初期・中期・後期に分けて、つわりのひどいときの外出時に役立つものを調べてみました。
妊娠初期の外出に持ち歩くと役立つもの
つわりは妊娠初期の4週目頃から始まることが多いようです。つわりの原因は現代においてもまだはっきりとわかっていませんが、妊娠で身体が変化することにより、次第に吐き気や嘔吐(おうと)、胃の不調などを訴えるようになります。そんなつらいつわりの外出には何を持っていけばよいのでしょうか?
1.マスクで匂いをシャットアウトする
妊娠前には何でもなかった匂いが急に気持ち悪くなり、吐き気や嘔吐(おうと)を引き起こすようになります。外出先で食べ物やタバコの匂いなどをかいで具合が悪くならないために、マスクは必需品です。自分が好きな香りのアロマなどをスプレーしておけば、さらに嫌な匂いを打ち消すことができます。もちろんインフルエンザや風しんなどの感染症予防にも有効です。
2.いざという時のために!エチケット袋
つわりのある妊婦さんでも、吐き気だけで済む人がいれば、実際に吐いてしまう人もいます。吐きづわりのある人は、外出先ではトイレが近くにない場合や混んでいる場合もあるので、エチケット袋を持ち歩いておくと安心ですね。普段吐くまではいかないという人でも、もしものときの用心のために携帯しておいたほうがいいでしょう。
3.脱水を防ぐため、こまめな水分補給を
特に嘔吐(おうと)がひどく1日に何度も吐いてしまう妊婦さんの場合、脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給が不可欠です。水分や不足した電解質を素早く補給できる経口補水液や、スポーツドリンクなどを持ち歩くとよいでしょう。むくみや頻尿を気にして水分を口にしない妊婦さんもいるようですが、血流の悪化や便秘の原因になるので、水分はしっかりととることが大切です。
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妊娠中期の外出に持ち歩くと役立つもの
妊娠中期は安定期と呼ばれ、つわりも治まったり軽くなったりする人が多いのですが、中には長引く人や逆にひどくなる人もいます。胎児がどんどん成長している時期なので、胃や腸が圧迫されて吐き気や便秘を引き起こすことがあるのがこの時期のつわりの特徴です。
4.炭酸飲料で胃のムカつきを抑える
つわりのときに欲しくなるものについては個人差がありますが、炭酸飲料が飲みたくなるという人が多くいます。これは炭酸によって吐き気やムカつきを紛らわせるためのようです。しかし中には甘い炭酸飲料もあり、とり過ぎはよくありません。そんなときは糖質の少ないフレーバー付きの炭酸水もありますので飲みやすいものを探してみましょう。
5.ガムやキャンディーなどで口の中を爽快に
胃のムカつきや吐き気を紛らわしたいときは、ガムやキャンディー、タブレットなどですっきりしましょう。キシリトール入りのものやノンシュガーのものであれば、虫歯になる心配もありません。口の中に何かがないと気持ち悪くなる「食べつわり」の人には特に必需品です。味や食感の違うものを何種類か準備しておけば、気分を変えることもできます。
6.便秘対策に!食物繊維のとれるおやつ
妊娠中期には胎児の成長が著しく、胃だけではなく腸も圧迫されるため、便秘による気持ち悪さや吐き気に見舞われる人もいます。便秘改善のために食物繊維のとれるおやつを携帯し、小腹がすいたときに食べるようにするとよいでしょう。こんにゃくゼリーやドライフルーツ、全粒粉を使ったクッキーやビスケットなどは食物繊維が豊富です。
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3匹の猫と紅茶とフィギュアスケートを愛しています。
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